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2016年08月04日15時31分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):テレ東HD、トヨタ、アズビル、DNC

テレ東HD <日足> 「株探」多機能チャートより
■テレ東HD <9413>  2,290円  +57 円 (+2.6%)  本日終値
 3日、テレビ東京ホールディングス <9413> が17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11.3億円→24.5億円に2.2倍上方修正。減益率が72.7%減→41.2%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。4月から開始したAmazonとの連動ドラマの配信権料や深夜ドラマを中心とした過去作品の配信セールスの好調に加え、テレビアニメ「NARUTO」などのライセンス収入が伸びることが利益を押し上げる。

■トヨタ自動車 <7203>  5,691円  +102 円 (+1.8%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が4日ぶり反発。ここ1ドル=100円トビ台まで進んだ円高の進行や、7月の米国新車販売が予想外に低調だったことなどを背景に調整モードにあったが、きょうは値ごろ感からの買い戻しが優勢だ。ただ、為替の動向には引き続き神経質な展開が続く。同社の通期為替想定レートは1ドル=105円で実勢はそれよりも4円近く円高で推移している。きょう引け後に16年4~6月期決算発表を控えていることもあって、思惑錯綜のなか株価も不安定な動きが予想される。

■アズビル <6845>  3,135円  +55 円 (+1.8%)  本日終値
 3日、アズビル <6845> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益が1.7億円の黒字(前年同期は16.8億円の赤字)に浮上したことが買い材料視された。豊富な受注残高を背景に、主力のビル向けや製造装置向けなどの制御機器の販売が大きく伸びたことが寄与。前年同期に実施したジョブ損益管理方法の統一による一時費用発生の反動に加え、のれん償却費の減少も黒字浮上に貢献した。

■澁谷工業 <6340>  1,788円  +31 円 (+1.8%)  本日終値
 3日、澁谷工業 <6340> が16年6月期の連結経常利益を従来予想の47億円→61億円に29.9%上方修正。従来の7.5%減益予想から一転して20.1%増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。医療機器や農業用選果選別プラントの受注が好調に推移する中、コスト削減を徹底したことで採算が急改善した。

■塩野義製薬 <4507>  5,287円  +66 円 (+1.3%)  本日終値
 塩野義製薬<4507>が反発。岩井コスモ証券は3日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は6900円を継続した。特に、抗HIV薬ロイヤルティー収入が拡大しているほか、国内医薬品も堅調であり、第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比44%増の180億円と好調だ。17年3月通期では同利益は前期比7%増の980億円(会社予想915億円)が予想されている。また、インフルエンザ新薬など開発パイプラインが充実していることも評価している。

■日本電設工業 <1950>  1,958円  +22 円 (+1.1%)  本日終値
 日本電設工業<1950>が続伸したほか、日本リーテック<1938>も反発とJR系電気工事会社が堅調。政府による事業規模28兆円の経済対策では、6兆円規模の財政投融資を活用したリニア中央新幹線の大阪延伸工事前倒しが目玉政策として掲げられている。ゼネコンだけでなく、鉄道の電気工事を得意とする企業にもビジネスチャンスが膨らむ可能性がある。また、日本電設工は品川再開発事業や都市再開発案件などで受注高が高水準の伸びを示しているほか、新幹線のトンネル向けで移動通信関連工事でも受注を獲得する可能性が指摘されている。日本リーテックも横浜駅西口再開発工事などで受注実績を持ち、電線地中化関連工事も手がけていることで、経済対策関連の穴株として浮上する余地がある。

■ダイキョーニシカワ <4246>  1,109円  -239 円 (-17.7%)  本日終値  東証1部 下落率トップ
 3日、自動車部品メーカーのダイキョーニシカワ <4246> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比25.1%減の30億円で着地したことが売り材料視された。海外販売は堅調だったものの、国内主要顧客向けにバンパーなどの自動車樹脂部品の販売が落ち込んだことが響いた。新製品の量産にかかる費用や、次世代車種開発に伴う研究開発費が増加したことも利益を圧迫した。

■アイスタイル <3660>  782円  -149 円 (-16.0%) 一時ストップ安   本日終値  東証1部 下落率2位
 3日に決算を発表。「今期経常は18%減益へ」が嫌気された。アイスタイル <3660> が8月3日大引け後(15:00)に決算を発表。16年6月期の連結経常利益は前の期比2.6倍の16.5億円に拡大したが、17年6月期は前期比18.4%減の13.5億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒アイスタイルの詳しい業績推移表を見る

■出光興産 <5019>  1,831円  -153 円 (-7.7%)  本日終値
 出光興産<5019>と昭和シェル石油<5002>が急落。出光興産・創業家の出光昭介氏が昭シェル株40万株(発行済み株式の0.1%)を取得したことが3日に判明。出光の昭和シェルに対する出資比率は33.34%と3分の1を超えた。企業買収ルールでは、3分の1を超えた株式を取得する場合、原則TOBが必要となる。これまで両社は合併に向け相対での株式取得を予定していたが、TOBを実施すると契約の見直しが必要になり、合併手続きが計画通り進まなくなる可能性がある。来年4月に予定されている両社の合併には一段と不透明感が高まっており、この日は大型合併のハードルが高まったことを嫌気する売りが膨らんでいる。

●ストップ高銘柄
 ダルトン <7432>  219円  +50 円 (+29.6%) ストップ高   本日終値
 タツモ <6266>  1,996円  +400 円 (+25.1%) ストップ高   本日終値
 イー・ガーディアン <6050>  1,024円  +150 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 エイチワン <5989>  575円  +80 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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