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2016年07月28日11時39分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:九電工、アルプス、アドテスト、コロプラ

九電工 <日足> 「株探」多機能チャートより
■九電工 <1959>  3,665円  +495 円 (+15.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 九電工<1959>が大幅続伸となり、年初来高値を更新。同社は27日取引終了後に、17年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は49億800万円(前年同期比10.3%増)となり、上半期計画90億円に対する進捗率は54.5%に達した。売上高は640億4000万円(同4.9%増)で着地。電気・空調管工事の受注拡大に注力したことなどが功を奏し、同期間の工事受注高は1264億1500万円(同29.8%増)と大きく伸びた。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■アルプス電気 <6770>  2,271円  +228 円 (+11.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 アルプス電気<6770>が急騰。スマートフォン向け手ぶれ防止用部品が好調、エレクトロニクス化が進む車載向け電子部品の需要も取り込んでいるが、為替の円高の影響が利益採算を悪化させている。同社が前日引け後に発表した17年3月期第1四半期(16年4~6月期)決算は営業利益段階で前期比62%減益と低調だったが、足もとの業績低調は事前に株価に織り込まれており、利益水準も市場コンセンサスを上回る数字だったことから買い戻しを誘発した。

■アドバンテスト <6857>  1,349円  +131 円 (+10.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 27日、アドバンテスト <6857> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益が前年同期比2.4倍の61.7億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。中・低価格帯のスマートフォンの需要拡大を背景に、半導体試験装置の販売が大きく伸びたことが寄与。好採算製品の売上構成比率が上昇し採算が改善した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の100億円→115億円に15.0%上方修正した。

■日立ハイテクノロジーズ <8036>  3,450円  +295 円 (+9.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 27日、日立ハイテクノロジーズ <8036> が17年3月期上期(4-9月)の連結税引き前利益を従来予想の172億円→230億円に33.7%上方修正。従来の23.0%減益予想から一転して3.0%増益見通しとなったことが買い材料。利益率の高い医用分析装置や半導体製造装置(測長SEM)の販売が想定より伸びることが寄与。工業関連部材やスマートフォン関連部材の販売落ち込みを補った。

■NTN <6472>  337円  +28 円 (+9.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 NTN<6472>が続伸。同社は27日取引終了後に、17年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は82億9000万円(前年同期比43.1%減)にとどまったが、上半期計画110億円に対する進捗率は75.4%に達した。売上高は1672億6000万円(同8.5%減)で着地。主力の自動車向け事業は米州や欧州で需要が拡大したものの、為替の影響で売り上げが減少した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■ファンケル <4921>  1,622円  +133 円 (+8.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 27日、ファンケル <4921> が17年3月期の連結最終利益を従来予想の19億円→62億円に3.3倍上方修正。増益率が3.6倍→12倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。販売代理店2社の株式売却に伴い、売却益44.5億円が発生することが主因。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→58円(前期は34円)に増額修正。前日終値ベースの配当利回りが3.90%に急上昇し配当取りを狙う買いが向かった。

■ミスミグループ本社 <9962>  1,914円  +143 円 (+8.1%)  11:30現在
 27日、ミスミグループ本社 <9962> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比24.3%増の74.8億円に伸びて着地したことが買い材料視された。四半期ベースの最高益を2四半期ぶりに更新した。取り扱いメーカーの拡大で生産設備関連部品などの生産材の販売が伸びたネット通販事業が収益を牽引した。上期計画の127億円に対する進捗率は58.9%に達しており、堅調な業績を好感する買いが向かった。

■JCRファーマ <4552>  3,200円  +238 円 (+8.0%)  11:30現在
 JCRファーマ<4552>が全般悪地合いに抗して続急伸。バイオシミラー(後続品)への展開に経営の軸足を置いているほか、国内初となる他家由来の再生医療品を発売していることから注目度が高い。研究開発先行で赤字企業の多いバイオセクターにあって、13年3月期以降、増収増益を続ける黒字バイオベンチャーとしても評価されている。26日に発表した16年4~6月期業績は営業利益段階で前年同期比20.5%減だったが想定の範囲内としてむしろアク抜け感が出た格好だ。

■スタンレー電気 <6923>  2,516円  +186 円 (+8.0%)  11:30現在
 スタンレー電気<6923>が続伸。同社は27日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を4100億円から3800億円(前期比6.0%減)へ下方修正、営業利益は415億円(同12.9%増)、純利益は275億円(同7.7%増)で据え置いた。為替が当初の想定よりも円高に推移していることが要因。総力を挙げて取り組んでいる生産革新活動により第2四半期累計(4月~9月)の利益では前回予想を上回る見込みで株価はこれを好感する動き。通期の利益については、いまだ不透明のため前回予想から変更していない。

■伊藤米久HD <2296>  1,052円  +65 円 (+6.6%)  11:30現在
 伊藤ハム米久ホールディングス<2296>が大幅続伸。27日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績見通しについて、売上高を4175億円から4000億円へ、営業利益を72億円から82億円へ、純利益を47億円から70億円へ修正したことが好感されている。円高の影響で海外子会社の売り上げが減少することから売上高は下方修正したものの、加工食品事業が堅調に推移し採算性が向上することから営業利益は上方修正した。また、純利益は、第1四半期に投資有価証券売却益を特別利益に計上したことで、修正幅が大きくなっている。なお、同社は今年4月に伊藤ハムと米久の経営統合により設立したため、前年同期との比較はない。

■日本航空電子工業 <6807>  1,551円  +66 円 (+4.4%)  11:30現在
 日本航空電子工業<6807>が続伸。27日取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、急激な円高による為替差損の発生および円高傾向が続くとの見通しから営業利益を190億円から160億円(前期比10.8%減)へ下方修正したが、業績下振れは想定内との見方から買われている。なお、売上高は2100億円(同17.0%増)で据え置いた。注力する携帯機器、自動車、産機・インフラを中心に売上高は堅調に推移すると見込んでいる。あわせて発表した第1四半期の連結決算は売上高366億9400万円(前年同期比24.5%減)、営業利益14億3100万円(同78.1%減)だった。

■日立建機 <6305>  1,758円  +71 円 (+4.2%)  11:30現在
 日立建機<6305>が続伸。28日の取引終了後、17年3月期の連結業績見通しについて、売上高を7200億円から7000億円(前期比7.7%減)へ、営業利益を360億円から280億円(同19.8%増)へ、純利益を80億円から50億円(同43.2%減)へ下方修正したが、織り込み済みとの見方が強まっている。従来想定した為替レートに対して大幅な円高で推移していることに加えて、第2四半期以降の想定為替レートを1ドル=110円(4月27日想定時)から100円へ、1ユーロ=120円(同)を110円へ、1元=17.0円(同)から15.0円へ変更したことが要因としており、足もとの為替が想定より円安で進んでいることもプラスに働いているようだ。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1613億200万円(前年同期比9.1%減)、営業利益24億4900万円(同55.4%減)、最終損益16億円の赤字(前年同期27億9700万円の黒字)だった。建設機械およびマイニング機械需要の低迷で売上高が落ち込んだことに加えて、為替の影響を大きく受けた。

■ コロプラ <3668>  1,485円  -400 円 (-21.2%) ストップ安   11:30現在
 27日、コロプラ <3668> が決算を発表。直近3ヵ月の実績である16年4-6月期(第3四半期)の連結経常利益が前年同期非連結比39.2%減の47.8億円に落ち込んだことが売り材料視された。主力のスマートフォン向けゲーム「白猫プロジェクト」の不振で課金収入が大きく減少したことが響いた。広告宣伝費や人件費の増加も利益を圧迫した。株価は400円ストップ安の1485円売り気配で年初来安値を更新した。

●ストップ高銘柄
 ダルトン <7432>  188円  +50 円 (+36.2%) ストップ高   11:30現在
 ウェルス・マネジメント <3772>  710円  +100 円 (+16.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 コロプラ <3668>  1,485円  -400 円 (-21.2%) ストップ安   11:30現在
 ココカラファイン <3098>  4,005円  -700 円 (-14.9%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

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