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2016年07月22日05時20分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

三菱マ <日足> 「株探」多機能チャートより

■三菱マテリアル <5711>  275円 (+8円、+3.0%)

 三菱マテリアル <5711> が反発。欧州大手証券では、円高、銅市況安、国内セメント需要低迷、超硬工具需要の回復遅れなどにより、17年3月期経常利益は会社計画の680億円を下回る610億円と予想。それでも、第1四半期決算時に会社計画が下方修正されれば、株価調整が大きく進んだことに加え下期に向けたセメントなどのモメンタム向上が見込まれるため、株価反転の可能性もあると解説。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を330円から310円に引き下げている。

■ネクソン <3659>  1,635円 (+46円、+2.9%)

 ネクソン <3659> が反発。20日、スマートフォン向けリアルタイムバトルRPG「Chaos Chronicle」を今夏にリリースすると発表。また、同日から事前登録を開始したとあわせて発表しており、新タイトルへの期待感から買いが入った。同ゲームは、100種類以上の個性豊かなキャラクターでチームを組み、キャラクターのスキルを駆使して戦略的に敵と戦うゲーム。個性的なキャラクターたちと共に冒険に出る「アドベンチャーモード」のほか、ライバル達が育てたチームと対戦する「アリーナモード」や、仲間と協力してモンスターと打ち負かす「レイドモード」など、さまざまなモードを楽しむことができるのが特徴としている。

■三越伊勢丹 <3099>  1,036円 (+26円、+2.6%)

 三越伊勢丹ホールディングス <3099> が反発。みずほ証券では、円高進行により、外国人観光客や国内の富裕層に支えられてきた高額品需要が長期的に低迷する可能性が高まっていると指摘。婦人衣料の販売基調にも回復の兆しは見られないとして、レーティング「買い」を継続も、目標株価を1500円から1300円に引き下げている。

■日本電設工業 <1950>  2,013円 (+41円、+2.1%)

 日本電設工業 <1950> が8連騰。5月11日以来の2000円大台回復となった。JR系の電気工事会社で鉄道電気工事会社としては国内トップクラス。17年3月期の営業利益は前期比2%減の140億6000万円を見込んでいるが、保守的とみられ、市場関係者の間では増益を確保して5期連続のピーク利益更新を予想する声も強い。「品川駅周辺の再開発・整備事業に絡み、線路切換関連の電気工事案件を獲得したことや、中央快速線12両化に伴う電設改良工事も受注する見通し」(中堅証券情報部)にあり再評価余地が指摘されている。

■いちごHD <2337>  465円 (+8円、+1.8%)

 いちごグループホールディングス <2337> が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資・開発事例からみてホテル・メガソーラーは順調に推移していると指摘。ホテルREITやインフラファンドへの売却が本格化する18年2月期の予想PERは依然割安感があるとみて、レーティング「バイ」と目標株価670円を継続している。

■オリンパス <7733>  4,015円 (+55円、+1.4%)

 オリンパス <7733> が8日続伸。21日は為替が一時、1ドル=107円43銭まで円安が進んだことから収益改善期待が高まった。加えて同社はこの日、タイのバンコク市内に「T-TEC(Thai-Training and Education Center)」を開設することを発表している。T-TECは主に東南アジアの医療従事者に向けた内視鏡関連の教育・トレーニングの場を提供する施設として7月28日から本格始動、東南アジア諸国での消化器内視鏡や外科内視鏡に関連する知識や診断・治療などの医療技術基盤の強化に貢献していく。

■三井不動産 <8801>  2,398.5円 (+32.5円、+1.4%)

 三井不動産 <8801> 、三菱地所 <8802> 、住友不動産 <8830> など総合不動産大手の上値追い継続、東京建物 <8804> 、東急不動産ホールディングス <3289> も高いほか、レーサム <8890> 、サンフロンティア不動産 <8934> 、サムティ <3244> など中小型の流動化関連も買い人気を集めた。28、29日に行われる日銀の金融政策決定会合では展望リポートの開示と合わせて、追加緩和を実施する可能性が濃厚とみられている。市場では事前に緩和を織り込んでいる部分もあり、政府の20兆円規模の経済対策観測に呼応するかたちで、日銀がサプライズを伴う量的緩和に踏み込むのではないかとの思惑も一部にあるようだ。有利子負債の大きい大手3社をはじめとして金利低下メリットが最も大きい不動産株に短期資金の流入が続いている。英国EU離脱問題では同国の不動産価格下落懸念がファンドの解約急増を引き起こし、日本の不動産株売りにも反映されただけに、その反動による上値余地にも注目が集まっている。

■大成建設 <1801>  905円 (+12円、+1.3%)

 大成建設 <1801> 、大林組 <1802> 、清水建設 <1803> 、鹿島 <1812> など大手ゼネコンをはじめ、飛島建設 <1805> 、鉄建 <1815> 、銭高組 <1811> などリニア中央新幹線関連として収益機会が拡大している建設株が軒並み活況高。景気刺激策としての政府の補正予算編成に期待が高まるなか、新たに取りまとめる経済対策の事業規模を、20兆円を超える水準で調整しているとの観測が複数のメディアで報じられている。来月上旬にも閣議決定して、2016年度第2次補正予算案を秋の臨時国会に提出する方針が伝わっているが、事業規模はさらなる上積み余地も指摘されている。追加の財政支出の財源は建設国債などで賄われ、インフラ整備などが中心となる見込みにあることから建設株への恩恵が見込まれている。財政投融資はリニア中央新幹線の大阪延伸前倒しに約3兆円が充てられる見通しで、ゼネコン以外ではリニア関連として注目度の高い銘柄群に物色人気が顕著だ。

■アシックス <7936>  1,934円 (+25円、+1.3%)

 アシックス <7936> が8日続伸。同社は20日、ロート製薬 <4527> とともに医療法人社団青泉会下北沢病院(東京都世田谷区)を研究拠点として、足に多い疾患に着目し、ウォーキング運動をサポートするシューズ・中敷やスキンケア製品の共同研究開発を行うことを発表した。今回、下北沢病院を医療研究拠点として、糖尿病、外反母趾、痛風、リウマチなどの予備群にアプローチ。健康を維持・促進するためにウォーキング運動をサポートするシューズや中敷、スキンケア製品を開発し、健康寿命延伸という社会的意義への貢献を目指す。

■新日鉄住金 <5401>  2,138円 (+26.5円、+1.3%)

 新日鉄住金 <5401> 、ジェイ エフ イー ホールディングス <5411> など高炉株や東京製鉄 <5423> 、共英製鋼 <5440> 、大和工業 <5444> など電炉株に大口の買いが流入し始めた。鉄鋼セクターはアジア鋼材市況の下落や為替の円高、在庫調整の影響などネガティブ材料が多く株価も下値模索が続いたが、ここにきて流れが変わっている。日本鉄鋼連盟が20日に発表した6月の粗鋼生産量は876万トンと前年同月を2.7%上回り、3ヵ月連続で前年同期比プラスを記録した。4-6月四半期ベースでは7期ぶりのプラス圏に浮上しており、粗鋼生産に底入れムードが高まっている。今後は20兆円超の規模ともいわれる政府の経済対策が打ち出されればインフラ整備に使う鉄鋼需要なども見込まれ、見直し機運が高まりそうだ。

■サイバーエージェント <4751>  6,520円 (+70円、+1.1%)

 サイバーエージェント <4751> が4日続伸。同社は20日、ブランド広告企業のインターネットマーケティング支援を行う次世代ブランド戦略室において、ブランドリフトやリアル店舗への来店率を最大化することに特化した広告配信プラットフォーム「CA本部DSP」を開発、提供を開始することを発表した。「CA本部DSP」はダイレクトマーケティングの効果指標となるクリックやコンバージョンに最適化する一般的な配信プラットフォームとは異なり、ブランドマーケティングの効果指標となるターゲットリーチやビューアビリティ(視認性)、ブランドリフト(態度変容)を向上する独自の新たなアルゴリズムを開発し、ブランド広告効果に特化した運用型広告。リアル店舗への来店率を最大化する機能も順次対応中としている。

※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。


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