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【市況】ドイツ証券、円高は日本の商社の利益にとって引き続き逆風との見方

三井物 <日足> 「株探」多機能チャートより
 ドイツ証券がリリースしたリポートによると、つい数カ月前に修正した米ドル/円想定110円をさらに100円へ引き下げている。円高は同証券が調査対象とする日本の商社の利益にとって引き続き逆風となり、三井物産<8031>は通期利益に対し約9%と最大の影響を受け、三菱商事<8058>および伊藤忠商事<8001>でも年4~5%の減益要因となると試算。目先の商品価格上昇の17年3月期同証券予想への影響はほとんどないものの、三井物産は円高と鉄鉱石価格下落を受けて18年3月期の減益幅が11%と最大となり、伊藤忠商事でも6%、三菱商事は3%の減益要因になるとみられると解説。

 同証券では三菱商事および伊藤忠を引き続き選好する、としている。
《MK》

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