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【特集】グリーンクロス 久保孝二社長インタビュー <福証単場会銘柄に注目!>

久保孝二氏(グリーンクロス 代表取締役社長)

―サインメディア関連のニッチな市場に向けて全国展開!―

 国内株式市場が上昇波動に乗り切れない中、地方証券取引所の上場銘柄には、全国的な知名度こそ高くないもののキラリと光る注目したい優良な企業が存在する。今回、福岡証券取引所に単独上場している福岡単独上場会社の会(通称:単場会)http://fse.irnavi.minkabu.jp/の企業トップが、自らの言葉でユニークなビジネスモデルや成長ストーリーを語ってくれた。いまだ、熊本震災の記憶は生々しいが、福証単場会の銘柄はアツイ。

●久保孝二氏(グリーンクロス 代表取締役社長)

 九州は福岡市に本社を構えるグリーンクロス (7533) [福証]は、「総合安全産業の興産を目指す」ことを目標として、安全・サインメディアへの環境ニーズに対して、全国規模でのビジネス展開を図っている。今回、同社の久保孝二社長に今後の展望と見通しを聞いた。

●1)貴社の事業について伺います。
 どのような事業を展開されているのでしょうか? 具体的にご説明ください。
 また、直近の業績動向に対してはどのように評価されていますか?

 安全を通して社会に貢献することを生業としております。全国各地に工事現場は存在し、その工事が無事故かつスムーズに工期が終わることに必要な安全用品・サインなどの販売及びレンタルをしております。業績につきましては、業界的にも景気に左右されることは当然としてありますが、会社の方針として全国展開を打ち出しており、具体的に出店もしている所から、少しずつではありますが、進捗していると判断しております。

●2)ビジネスにおける特徴をお話しください。
 貴社の事業におけるこだわりや特徴は何でしょうか?

 安全用品の業界はニッチであると共に、以前からお客様に言われたものを持っていくだけの活動をしている状況にありますが、当社ではお客様の立場に立って工事の進行状況に合わせ具体的に提案していくことを大事にしております。中でも創業以来の実績で得意とするサイン関連は他社と大きく差別化できます。

●3)中長期における経営戦略について伺います。
 貴社の持続的な企業成長は、何によって担保されるとお考えですか?
 今後の見通しを踏まえてお話しください。

 増えた減ったの変化はありますが、公共工事又は民間工事というものは絶対に無くなりません。連なって安全に対するニーズも同様でかつ、より優れた商品が求められております。今後もそのような状況は続きますし、それに応えることができる様、体制を整えていっております。

●4)経営理念についてお話をお願いします。
 貴社の存在は、外部からどのように評価されているでしょうか?
 また、それは経営理念と合致しているとお考えですか?

 業界のレベルが高いか低いかは別として、当社は多少なりとも皆様のお役に立っているものと思っております。当社の企業理念は仕事を通じて自分という人間を創り、自分の人生を創るという生き方そのもののことであり、社会のお役に立てること、そしてより付加価値のあるご提案をしていくことが自己の成長にもつながり、そういう面からすると合致しているものと考えます。

●5)最後に、投資家に向けてお話をお願いします。
 貴社では、資本市場からどのように評価されることを期待しますか?
 また、それを実現させる自信をお持ちですか?

 株価が上がり、より安定した配当ができることは株主様が一番期待するところだと思います。そのためには安定した業績を継続して上げなければなりません。当社は公共工事の増減に左右されやすい状況にありますが、市場領域の拡大、またサインなどの戦略を推進させることで、需要そのものを大きくすることができます。その成功の可否を決めるのは、全成員各々の立場に応じた企業理念の浸透だと思います。自信があるとは言い難いですが、全成員一丸となって進んでいけば必ず進捗するという点においては、自信をもってそうだと言えます。

●資料請求・問い合わせ先
株式会社グリーンクロス 管理部 総務課
〒810-0033 福岡県福岡市中央区小笹5-22-34
TEL:092-521-6561 FAX:092-521-6564
Email:info@green-cross.co.jp
http://green-cross.co.jp/

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