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【市況】東京株式(前引け)=買い優勢も戻り売り圧力表面化

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 30日前引けの日経平均株価は前日比127円98銭高の1万5694円81銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億872万株、売買代金概算は9174億66000万円。値上がり銘柄数は1240、対して値下がり銘柄数は586、変わらずは139銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて高かったこともあって、英国のEU離脱問題に対する投資家の不安心理改善が進み、引き続きリスクを取る動きが強い。政府の景気対策や日銀の追加金融緩和などの思惑も内需株中心に買いを誘導している。ただ、買い一巡後は戻り売り圧力も顕在化し、為替が取引時間中に円高含みで推移したこともあって、後半は伸び悩んだ。

 個別ではブイ・テクノロジー<7717>が反発、ファナック<6954>、東京エレクトロン<8035>なども高い。売られたあと戻りが鈍かった証券株も野村ホールディングス<8604>はじめ総じて高い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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