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【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

ブランジスタ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ブランジスタ <6176>  4,260円 (-1,000円、-19.0%) ストップ安

 ブランジスタ <6176> [東証M]がストップ安。秋元康氏プロデュースのスマートフォン向けゲーム「神の手」が18日に配信開始されたが、直近公開されたiTunes(アイチューンズ)のゲームアプリセールスランキングで、想定外に順位が伸びず、失望売りが集中した。もともと、「神の手」の詳細を明らかにする以前から期待先行で株価を急騰させていた経緯があり、需給相場の様相が強いこともあって下値メドもつきにくかった。

■THK <6481>  1,858円 (-75円、-3.9%)

 東証1部の下落率10位。THK <6481> が反落。ゴールドマン・サックス証券では、産機向け直動部品は順調も、買収により売上高の半分弱を占めるようになった自動車部品はリスク含みと指摘。特に部品を取り巻く事業環境悪化と自動車部品事業の低収益性が懸念との見方で、構造的なリターン/利益率悪化の印象は悪いと解説。レーティングを「中立」から「売り」に、目標株価を1950円から1700円に引き下げている。

■伊予銀行 <8385>  674円 (-8円、-1.2%)

 伊予銀行 <8385> が反落。国内大手証券では、地元中小企業の資金需要が回復しないことに加え、ドライバルク船の竣工の延期・キャンセルなどで海運関連貸出が伸び悩むことが想定されるため、収益環境は厳しい状況が続くと指摘。それでも、人材投入などにより法人役務は堅調に推移、預り資産販売を加えた役務利益が資金利益の苦戦をカバーすることを期待したいとして、レーティング「ニュートラル」を継続。目標株価は820円から670円に引き下げている。

※21日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。


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