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2016年06月21日11時39分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:平和不、第一三共、花王、Vテク

平和不 <日足> 「株探」多機能チャートより
■平和不動産 <8803>  1,311円  +109 円 (+9.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 平和不動産<8803>が急伸。国内大手証券では、インプライド・キャップレートは8.5%、会社ベースのNAVに対する株価倍率は0.33倍で割安感が強いと指摘。今後の開発がホテルなどオフィス以外に展開される可能性があることや、筆頭株主の三菱地所<8802>のサポートも期待できるとみて、レーティング「バイ」、目標株価2560円でカバレッジを開始している。

■第一三共 <4568>  2,585円  +198 円 (+8.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 20日、第一三共 <4568> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.1%にあたる2800万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月21日から10月28日まで。

■フルキャスト <4848>  800円  +36 円 (+4.7%)  11:30現在
 フルキャストホールディングス<4848>が続伸。相場全般は為替の円高進行が重荷となって主力輸出株は手掛けにくく、内需の好業績株を拾う動きが目立つ。そのなか構造的な人手不足を背景に人材サービス関連の一角は注目されやすい。同社は軽作業向けのアルバイト紹介などを手掛ける。パートなど非正規労働者の賃上げの動きが広がるなか、21日付の日本経済新聞で「流通業などの労働組合で構成するUAゼンセンでは、今春のパートの賃上げ率が初めて正社員を上回った」と報じており、非正規労働者の収益環境の追い風が意識され、株価を後押ししているようだ。

■テレ東HD <9413>  2,028円  +55 円 (+2.8%)  11:30現在
 20日、テレビ東京ホールディングス <9413> が子会社の月次業績を発表。5月のテレビ東京(単体)の売上高は前年同月比5.5%増の91.4億円に伸びたことが買い材料視された。タイム広告収入は前年同月比3.3%減だったものの、スポット広告収入が同14.6%増に拡大した。このほか、BSジャパンは同3.3%増の12.5億円、テレビ東京コミュニケーションズは同20.4%増の3.2億円だった。

■日清オイリオグループ <2602>  495円  +13 円 (+2.7%)  11:30現在
 SMBC日興証券が20日付で日清オイリオグループ <2602> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を470円→510円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、足元ではシカゴ大豆市況以上に、搾油の副産物である大豆粕市況が上昇していると報告。原料価格以上に粕の価格が上昇すれば、理論上、食用油メーカーにメリットとなると指摘している。同証券では、油脂・油糧事業と加工油脂事業の収益性向上を踏まえ、17年3月期と18年3月期の連結営業利益を64億円→76億円(17年3月期の会社計画は90億円)、19年3月期を65億円→76億円に上方修正した。

■あさひ <3333>  1,568円  +41 円 (+2.7%)  11:30現在
 20日、あさひ <3333> が決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)が前年同期比12.5%増の27.6億円に伸びて着地したことが買い材料。四半期ベースとしては過去最高益を8四半期ぶりに更新した。客数は伸び悩んだものの、利益率の高いスポーツ用自転車などの販売が伸び客単価が上昇したうえ、新規出店も寄与し、7.7%の増収を確保した。上期計画の36.2億円に対する進捗率は76.2%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■花王 <4452>  5,948円  +127 円 (+2.2%)  11:30現在
 花王<4452>が続伸。20日の取引終了後、米国とスペインのインクジェット用インク会社を買収すると発表しており、業容拡大につながるとの期待感から買われている。今回買収するのは、米コリンズ インクジェット(オハイオ州)とスペインのチミグラフ ホールディング(バルセロナ)の2社。花王では3月に環境負荷が小さい水性のインクジェット用顔料インクの開発に成功しているが、両社ともインクジェット用インクの製造・販売を行っていることから、買収で獲得した技術や生産設備、販売網を活用し、環境負荷低減に貢献する商品やサービスをグローバルに提供していくとしている。

■ヒトコム <3654>  2,128円  +45 円 (+2.2%)  11:30現在
 ヒト・コミュニケーションズ<3654>が続伸。20日の取引終了後、訪日外国人向けの観光専門ラグジュアリーリムジンサービスを同日から開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。新サービスは、グループ内約800名の、国内外で活躍する通訳案内士や添乗員などの人材リソースを生かしてスタートさせるもので、旅のプロが観光コンシェルジュとなってリムジンに同乗し、プライベートで上質な日本の旅をエスコートするという。「爆買い」中心から観光を楽しむ観光客が増えたことに対応し、体験型オプショナルツアーとして、伝統文化・芸能、スポーツ、エンターテイメント、クールジャパン、武道体験、リラグゼーションなど「上質な日本」を感じることのできる体験型観光アクティビティーを多数用意しているという。

■寿スピリッツ <2222>  3,210円  +65 円 (+2.1%)  11:30現在
 寿スピリッツ<2222>が続伸。大和証券が20日付のリポートで、レーティングを新規「2」、目標株価4200円でカバレッジを開始したことが好感されている。同社は、和菓子から洋菓子まで多岐にわたる土産用菓子を手掛ける大手製造卸売企業。主力ブランドは、子会社ケイシイシイが展開する「ルタオ」やシュクレイの「東京ミルクチーズ工場」などがある。大和証券では、訪日外国人客数増加などを背景にした土産市場の拡大と販売網拡大による自助努力で中長期的な業績拡大を見込んでおり、17年3月期営業利益予想を会社計画36億8000万円を上回る39億5000万円(前期比20.6%増)、18年3月期を同45億円としている。

■日テレHD <9404>  1,651円  +33 円 (+2.0%)  11:30現在
 日本テレビホールディングス<9404>が続伸。大和証券は20日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」へ引き上げた。目標株価は2360円(従来2400円)としている。「主力の放送が牽引し、放送外事業も成長拡大期へ」と指摘。具体的には、視聴率ナンバーワンを背景に広告単価上昇を通じた放送収入の拡大を予想しているほか、動画配信サイト「Hulu」、スポーツクラブ「ティップネス」を合わせた放送外の営業利益貢献が中期的に高まることを見込んでいる。

■伊藤園 <2593>  3,800円  +65 円 (+1.7%)  11:30現在
 SMBC日興証券が20日付で伊藤園 <2593> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を3300円→3840円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、主力の「お~いお茶」に加え、機能性飲料や缶コーヒーなど収益性の高い製品の販売が拡大していると報告。同社は16年4月期から収益性改善に優先的に取り組んでおり、営業利益が着実に改善していることを評価。同証券では、17年4月期の連結営業利益を217億円→233億円(会社計画は200億円)、18年4月期を236億円→254億円、19年4月期を254億円→273億円にそれぞれ上方修正した。

■日新電機 <6641>  1,450円  +20 円 (+1.4%)  11:30現在
 日新電機<6641>が続伸。イオン注入装置が好調でFPD製造用のイオン注入装置が収益を牽引し、17年3月期業績は営業利益段階で前期比2割増益予想と高成長が続く見通し。ただ、24年ぶり高値の原動力は足もとの業績変化ではなく、有機EL分野での今後の展開力に期待した買いだ。米アップルが来秋発売予定の「iPhone7s」に有機ELパネルを使う方針が伝わるなか、量産体制を確立している韓国サムスンやLGが相次いで、設備投資を強力推進する動きにあることが報じられている。そのなか、製造装置関連メーカーは、有機EL関連素材を手掛ける化学メーカーより需要が先に立つ強みがあり、株価の反応も良い。同社が生産するイオン注入装置は一頭地を抜く商品競争力を有しており、今後の有機EL投資需要を大きく享受する可能性が意識されている。

■NEXT 原油ブル <2038>  959円  +12 円 (+1.3%)  11:30現在
 NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>が全般軟調相場のなか小幅ながら続伸。原油市況動向とリンクするETNで、指数の前日比変動率の2倍の値動きを示すなどボラティリティが高いことから個人投資家を中心とした短期資金の注目度が高い。足もと原油価格は戻りに転じており、前日のWTI原油先物価格は1ドル39セント高の1バレル=49ドル37セントと大幅続伸、原油価格調整一巡の動きを反映して上値指向が続いている。

■ブイ・テクノロジー <7717>  10,170円  +90 円 (+0.9%)  11:30現在
 ブイ・テクノロジー<7717>が全般悪地合いのなかで売り物を吸収し未踏の1万1000円大台乗せを達成。韓国サムスン電子が年内に7000億円超の資金を投じて有機ELパネルの生産設備を拡充すると一部メディアで報じられたことを受け、ファイン・ハイブリッド・マスクなどをはじめ有機EL関連部材や装置を手掛ける同社株の人気が再燃している。また、有機ELディスプレー製造装置メーカー向け真空チャンバーを生産する平田機工<6258>も大幅高で最高値。

●ストップ高銘柄
 農業総合研究所 <3541>  3,970円  +700 円 (+21.4%) ストップ高   11:30現在
 東洋合成工業 <4970>  653円  +100 円 (+18.1%) ストップ高   11:30現在
 メディアシーク <4824>  667円  +100 円 (+17.6%) ストップ高   11:30現在
 ハビックス <3895>  1,123円  +150 円 (+15.4%) ストップ高   11:30現在
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 ブランジスタ <6176>  4,260円  -1,000 円 (-19.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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