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2016年06月16日15時43分

【市況】東京株式(大引け)=485円安、日銀「現状維持」で4カ月ぶり安値

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京株式市場は小安く始まったあとは下落幅を漸次拡大する展開。後場に入ると一気に下げが加速する展開となり、日経平均は一時1万5300円台まで水準を切り下げる場面があった。

 大引けの日経平均株価は前日比485円44銭安の1万5434円14銭と急反落。東証1部の売買高概算は22億924万株、売買代金概算は2兆1355億3000万円。値上がり銘柄数は57、対して値下がり銘柄数は1883、変わらずは18銘柄だった。

 きょうの東京市場は後場波乱展開となった。英国のEU離脱への警戒感が強まるなかも、前日の欧州株市場は堅調に推移。しかし、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送ったこともあって、為替が円高含みに推移し、寄り付きから日経平均は軟調でスタートした。その後、昼休み時間中に日銀の金融政策決定会合で「現状維持」が決定、これを受けて為替が1ドル=104円前半へと急激な円高となり、つれて日経平均も下げ幅を一気に拡大する展開となった。一時下げ幅は500円を超え、年初来安値をつけた2月12日以来約4カ月ぶりの安値圏で着地した。値下がり銘柄数は東証1部全体の96%を占めた。今週は13日にも全体の97%の銘柄が下げたが、それにほぼ等しい売り一色の展開となった。

 個別では、トヨタ自動車<7203>が売買代金トップで大幅安、ファーストリテイリング<9983>も大きく値を下げた。ペプチドリーム<4587>、東洋ゴム工業<5105>も安い。gumi<3903>が急落、マネーパートナーズグループ<8732>、日本エンタープライズ<4829>などの下げも目立つ。トリドール<3397>、日東電工<6988>なども売られた。

 半面、さくらインターネット<3778>が大幅高、エス・エム・エス<2175>、生化学工業<4548>なども値を飛ばした。日立国際電気<6756>、東亞合成<4045>、ジャパンマテリアル<6055>なども堅調。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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