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【通貨】明日の為替相場見通し=106円前後での一進一退も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、106円ラインを前後する一進一退が予想される。予想レンジは1ドル=105円50~106円50銭。

 前週末に欧州連合(EU)からの離脱を巡る英国民投票に向けた世論調査でEU離脱派が優勢となったと報じられたことが引き続き警戒感を呼び、この日は急激な円高が進行。一時105円73銭までドル安・円高が進んだ。ただ、105円台後半では値ごろ感からの買いも入り、夕方にかけ106円20銭台を回復した。今晩からあすの東京市場に向けては目立った経済指標の発表はなく、NYダウなどの動向に左右されそうだ。急激な円高進行後の戻りで106円前半への反発も期待できるが、依然上値は重く、基本的には106円ラインを挟んだ一進一退が予想される。明晩から米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まるが、政策金利は据え置きが見込まれ、あすの時点での影響は限定的とみられる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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