市場ニュース

戻る
 

【市況】13日の株式相場見通し=欧米株式市場の下落を嫌気して続落

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京株式市場は、前週末10日の欧米株式市場が軒並み大幅安となったことに加え、英国の欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う国民投票に関する警戒感が強まっていることも売り材料となりそうだ。13日早朝の外国為替市場では1ドル=106円60銭台での推移となっている。

 10日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比119.85ドル安の1万7865.34ドルと続落した。世界的な株価下落や金利低下傾向を嫌気して、米株式市場でも売りが優勢となった。英国の欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う国民投票に関する最新の世論調査で、離脱支持が残留支持を上回ったことから、欧州経済混乱への警戒感も売りを加速させる要因となった。ナスダック総合株価指数は、前日比64.068ポイント安の4894.548と続落した。

 日程面では、4~6月期の法人企業景気予測調査、中国5月の都市部固定資産投資・小売売上高・鉱工業生産に注目。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均