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【市況】【杉村富生の短期相場観測】 ─ 1998~2000年ITバブルの再現か?

株式評論家 杉村富生

1998~2000年ITバブルの再現か?

●マザーズ市場がフィーバー! 9年ぶりの高値!

 日本は産業構造の転換を迫られている。いや、中国を含め、世界的にそうじゃないか。世界経済は新興国中心に急減速、先進国は高齢化社会を迎えている。

 その閉塞感を打開するのはイノベーションである。すなわち、新技術・新製品の開発が社会に刺激を与え、景気を浮上させる。すでに、内外の政府、企業はバイオ創薬自動運転VR・AR人工知能フィンテック&ブロックチェーン、5G、仮想通貨などの分野の育成に官民挙げて取り組んでいる。この動きは今後、加速するだろう。

 状況は1996~1998年と似ている。原油価格が急落、日本の過剰融資・設備(金融機関の不良債権)が問題になっていた。日本を中国に置き換えると、そのまま使えるではないか。

 このとき、コンピューターの「2000年問題」があって、ITバブルが起こる。今回はマザーズバブルというか、テーマ性を有する“小物”が大フィーバーを演じるだろう。すでに、そうなりつつある。

●テーマ性を有する“小物”にマトを!

 ここはこの流れを見失ってはいけない。実際、昨年の夏以来、主軸株にこだわった投資家のパフォーマンスはボロボロである。反面、テーマ性を有する“小物”にマトを絞った投資家は無傷だし、抜群の成果を挙げている。先行き、この差は一段と大きくなろう。

 狙い目は新興市場の時価総額、売買代金ランキングの上位銘柄にある。すなわち、そーせい <4565> [東証M]、グリンペプ <4594> [東証M]、ジグソー <3914> [東証M]、アカツキ <3932> [東証M]、インベスC <1435> [東証M]、ジェネパ <3195> [東証M]、アウン <2459> [東証M]、モルフォ <3653> [東証M]など。

 このほか、サン電子 <6736> [JQ]、ドーン <2303> [JQ]、UBIC <2158> [東証M]、MDV <3902> [東証M]、MRT <6034> [東証M]、EAJ <6063> [JQ]などの活躍が期待できる。

 なお、7月19日にはマザーズ指数(TOPIXと同じく時価総額ベース)を対象とする先物取引がスタートする。

2016年4月14日 記


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