【市況】ETF売買動向＝14日前引け、ｉ商品が7.47％高

　14日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比2.6％減の1626億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同4.1％減の1498億円だった。

　目立った値動きではｉＰａｔｈ 商品指数連動受益証券発行信託 <2021> が7.47％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が5.53％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が4.63％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.52％高、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> が3.77％高と大幅な上昇。

　一方、ｉＰａｔｈ　ソフト農産物指数連動受益証券発行信託 <2027> は10.78％安、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> は9.09％安、ダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> は5.02％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.72％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が352円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1096億7000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は1149億600万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が123億3400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が118億7900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が74億7900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億2200万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が17億3900万円の売買代金となった。

株探ニュース