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【市況】<株式トピックス>=主力株見送られ、中小型に物色の矛先

 1日の東京株式市場は、主力株の方向性が定まらず、売り買い交錯で日経平均株価は前日比プラス圏とマイナス圏を往来する展開となり、終値は前日比58円75銭高の1万6085円51銭と小幅反発した。

 引き続き外国為替相場の値動きに左右される独自性に乏しい地合いが続き、輸出関連を中心に主力銘柄には見送りムードが強まっており、1日の東証1部の売買代金は2兆1481億円と盛り上がりに欠けている。

 その一方で、株価が低位の中小型銘柄に物色の矛先が向いている。市場関係者からは「円相場の影響が軽微な内需系で、外国人投資家の投資対象になりにくい低位株で、比較的業績の改善が見込め、過去に値動きの良さを発揮した経緯がある銘柄に注目が集まっている」との見方が出ていた。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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