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2016年03月01日15時33分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ジグソー、ニチレイ、コーセー、日東電

■ジグソー <3914>  8,260円  +1,070 円 (+14.9%)  本日終値
 ジグソー<3914>が急反騰。電子部品に組み込みソフトを実装し、ネット環境を自動監視するサービスを展開している。IoT(インターネット オブ シングス)社会の普及が進むなかで、組み込みソフトによりセンサーの制御や信号発信などを手掛ける同社の収益機会が膨らんでいる。同社は人工知能(AI)制御によるIoTデータコントロールなどを手掛け、AI関連の一角として今後の成長期待も大きい。16年12月期業績見通しについて会社側は非開示だが、「営業利益段階で前期比倍増となる3億2000万円前後」(国内中堅証券情報部)と高変化が見込まれている。株価は29日から日々公表銘柄に指定されたことから、目先利益確定売りに値を下げたが、テーマ物色人気を映してきょうは早くも出直り急となった。

■寿スピリッツ <2222>  6,220円  +470 円 (+8.2%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 寿スピリッツ<2222>が急騰。同社は北海道の「ルタオ」ブランドなどを中心に地域ブランド菓子を展開する菓子製造販売会社だが、首都圏での販売強化などの重点施策の推進などにより業績拡大路線を走る。東海東京調査センターが29日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」、目標株価6980円で新規カバレッジ開始、これが株高を強く支援するかたちとなった。同調査センターでは、16年3月期通期業績を売上高255 億円(前期比11.4%増)、営業利益32億円(同58.1%増)と予想しており、売上高、営業利益ともに会社計画を上回るとみている。

■ニチレイ <2871>  918円  +61 円 (+7.1%)  本日終値
 ニチレイ<2871>が3日ぶりに反発。大和証券はリポートで、同社は冷凍チャーハンを中心に加工食品事業が好調と紹介。17年3月期は、低温物流事業を中心とする電力料金下落の影響がポイントとなるとみて、足もとの原油安を反映し17年3月期の電力料金が前期比1.7円/kWh程度下落する前提で7億円程度(連結ベース)のコスト減を見込み、17年3月期の営業利益予想を227億円(従来207億円)に増額修正している。同証券では、投資判断は「3」(中立)を継続、目標株価は700円から900円へ引き上げている。

■エン・ジャパン <4849>  3,430円  +200 円 (+6.2%)  本日終値
 エン・ジャパン<4849>が続伸。企業の求人需要の高まりとともに求職者も増勢で人材市場は活性化の傾向をたどっている。そのなか、同社は一昨年10月にウェブサイトを刷新しテレビコマーシャルなどを積極化、これが応募者数の飛躍的な伸びと広告掲載件数の急拡大につながっている。「昨年は8月と9月に中高年に特化した転職サイトや派遣社員の求人サイトのリニューアルを実施したこともあり、10~12月期に大幅な伸びを確保」(国内証券情報部)したことで、見直し買い余地が指摘されている。16年3月期営業利益は前期比22%増の48億円を計画するが、大幅上振れの可能性も意識されているようだ。

■アスクル <2678>  3,640円  +200 円 (+5.8%)  本日終値
 2月29日、アスクル <2678> が月次単体売上高を発表。2月の売上高は前年同月比10.3%増の252億円と、今期に入り9ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料視された。主力分野のBtoB事業は同5.4%増だったが、前年と比べて平日が1日少なく、土曜日が1日多いため、稼働日修正後の同事業の伸び率は8.2%になるとしている。また、成長分野のLOHACOは同69.4%増と引き続き好調だった。

■ファンコミ <2461>  723円  +38 円 (+5.6%)  本日終値
 2月29日、ファンコミ <2461> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.9%にあたる150万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月1日から4月28日まで。

■コーセー <4922>  10,130円  +420 円 (+4.3%)  本日終値
 コーセー<4922>が続伸。2月29日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を1万5000円から1万5700円に引き上げた。ブランドの主張力とマーケティングの細分化の相乗効果、米タルト事業の高成長と海外収益貢献の拡大、利益成長に見合う増配還元を評価。今16年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の350億円(前期226億4700万円)に対して400億円の予想としており、来期予想を443億円から477億円へ引き上げている。

■コカイースト <2580>  2,030円  +80 円 (+4.1%)  本日終値
 コカ・コーライーストジャパン<2580>が逆行高。SMBC日興証券では、同社を含むコカ・コーラシステム全体に利益と販売数量拡大のバランスを向上させる施策が徹底されつつあると指摘。16年12月期は大手飲料メーカーを中心に、販売数量以上に容器構成の改善による収益性の回復を狙う動きが主流になっていることも、同社のマージン改善に追い風と解説。16年12月期営業利益予想を140億円から170億円へ、17年12月期営業利益予想を159億円から180億円に引き上げ。レーティング「2」を継続、目標株価を1900円から1950円に引き上げている。

■日東電工 <6988>  6,192円  +216 円 (+3.6%)  本日終値
 2月29日、日東電 <6988> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.82%にあたる300万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月1日から24日まで。

■ツルハホールディングス <3391>  9,880円  +330 円 (+3.5%)  本日終値
 ツルハホールディングス<3391>は反発。29日取引終了後、2月度(1月16日~2月15日)の月次営業速報を発表、既存店売上高は前年同月比5.1%増と今期に入り9カ月連続で前年同月実績を上回った。また、全店ベースでは同12.4%増と3カ月ぶりに2ケタ台伸長となった。既存店、全店ベースともに客単価の伸びが回復しており、これを評価する買いが優勢となっている。なお、15年6月~16年2月度累計では既存店売上高が前年同期比4.7%増、全店ベースでは同10.8%増としている。

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