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【市況】今週の「特異日」カレンダー(2月29日-3月4日)

日経平均株価の日足チャート 「株探」多機能チャートより

―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

 前週(2月22日-26日)は、25日(木)が「7勝3敗」のプラスの特異日となり、224円高と3日ぶりに反発に転じました。ただ、ここ保ち合いが続く高値1万6350円-安値1万5630円のゾーン内での動きは脱し切れませんでした。翌26日も48円高と続伸しザラ場高値では保ち合い上限を一旦は上回ったものの、大引けにかけて上げ幅を縮め、日足は陰線となり、保ち合い突破を確信するには到りませんでした。

 今週(2月29日-3月4日)は、3月4日(金)に「7勝3敗」のプラスの特異日を迎えます。この日は夜に米国の雇用統計の発表もあります。2月中旬から続く保ち合いも目先煮詰まりを見せていますので、上下いずれかに放れたその動きを加速するタイミングとなるかもしれません。

△【 7勝以上 】
  2月25日(木) ○7-●3:翌日がG20(~27日)、米GDP改定値
  3月 4日(木) ○7-●3:米国雇用統計

※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。

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