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【通貨】欧州為替:原油安、欧州株安でリスク回避の円買い優勢


 24日のロンドン外為市場では、英国の欧州連合(EU)離脱観測や原油安、欧州株安などを背景にリスク回避的な動きが広がり、主要通貨売り・円買いに振れる展開となった。


 欧州市場では、ドル・円は111円73銭から112円16銭、ユーロ・ドルは1.0957ドルから1.1016ドル、ユーロ・円は122円47銭から123円37銭で取引されている。


 ポンド・ドルは1.3996ドルから1.3879ドルまで、またドル・スイスフランは0.9953フランから0.9918フランまで、それぞれ値を切り下げた。


[経済指標]
・英・1月住宅ローン承認件数(銀行協会):47509件(予想:44800件、12月:43660件)


[要人発言]
・バイトマン独連銀総裁
「追加金融緩和は無視できないほど危険な副作用をもたらす恐れがある」

・ルー米財務長官
「危機でない状況でG20の危機対応は予想しない」
「米国は通貨切り下げめぐるG20の公約強化目指す」
「欧州は金融面の手段から財政政策の方に目を向ける必要」
「日本は成長促進のため財政政策を活用する必要」
「中国は市場での人民元の上下動を認める必要」

《KK》

 提供:フィスコ

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