【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):シャープ、花王、ライオンOLC
■シャープ <6753> 173円 +6 円 (+3.6%) 本日終値
シャープ<6753>が高い。前週は台湾・鴻海グループ主導の経営再建に向けた思惑を背景に短期資金が流入、全営業日で上昇したが、きょうもその流れを継いで6日続伸。各メディアを通じて、同社は24日の取締役会で鴻海の買収提案受け入れを決める可能性が伝わっており、まだ予断は許さないものの、これを手掛かり材料に引き続き物色の矛先が向いている。
■アウトソーシング <2427> 2,905円 +86 円 (+3.1%) 本日終値
アウトソーシング<2427>が大幅高。いちよし経済研究所では、16年12月期は技術系アウトソーシングの好調持続に加え海外事業の本格化が見込まれることから、大幅な増収増益が続くと予想。サービス系アウトソーシングなど業容拡大にも取り組んでいることも、中期的な成長ドライバーとして期待できるとして、16年12月期営業利益予想を42億円から54億円に(会社計画は54億円)に引き上げ。レーティング「A」を継続、フェアバリューを3000円から3800円に引き上げている。
■ライオン <4912> 1,224円 +28 円 (+2.3%) 本日終値
クレディ・スイス証券の一般消費財セクターのリポートでは、海外メディアの報道などから、今旧正月での中国人旅行者の間で人気だった商品は、化粧品、風邪薬、生理用品、パンスト、コンドーム、爪切り、魔法瓶、電動歯ブラシ、文房具、菓子などと指摘。一連の中国リスクが懸念されるものの、高品質で単価が比較的安い日常品の需要に対する影響は無いと考え、日用品や一部の化粧品などは、越境ECと親和性があるため、インバウンドからアウトバウンドに舵を切りやすいカテゴリーと解説。個別では、中国EC戦略も上手く機能している(または機能し始めた)、ライオン<4912>をトップピックに、花王<4452>とコーセー<4922>を選好している。
■テレ朝HD <9409> 2,024円 +44 円 (+2.2%) 本日終値
テレビ朝日ホールディングス<9409>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同社に対するリポートで、番組改編効果で同社の全日帯視聴率は15年8月以降回復し、同占拠率も上昇、業界順位は2位定着と紹介。ただ、同社は4月番組改編でさらなる視聴率上昇を目論んでいるものの、特に同社の看板番組「報道ステーション(月~金、21:54~23:10)」のメーンキャスター変更による影響を含めて、視聴率動向に留意する必要があるとの見解を示している。同証券は、レーティングは「アンダーウエート」を継続。目標株価は1710円から1740円へ小幅に引き上げている。
■オリエンタルランド <4661> 8,010円 +158 円 (+2.0%) 本日終値
オリエンタルランド<4661>が反発。19日の取引終了後、東京ディズニーランドのワールドバザールに来春、ディズニー・プリンセスに憧れる女の子の夢をかなえるビューティーサロン「ビビディ・バビディ・ブティック」をオープンさせると発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。同ブティックは、東京ディズニーランドホテル内に08年に1号店をオープンしており、東京ディズニーランドのワールドバザール内への出店は2店舗目。憧れのプリンセスに変身した子どもと家族が一緒に撮影できるフォトスタジオを併設する予定としている。
■パーク24 <4666> 2,943円 +57 円 (+2.0%) 本日終値
パーク24<4666>が5営業日ぶりに反発。UBS証券では、同社は「良好なファンダメンタル続く」とリポートで紹介。駐車場占有率は上昇、価格引上げで採算は改善、カーシェアリングは様々な用途に広がりを見せており、タイムズ駐車場以外でも採算に乗り始めると解説。同証券は、レーティング「バイ」、目標株価3300円を継続している。
■ダイキョーニシカワ <4246> 1,534円 +28 円 (+1.9%) 本日終値
証券ジャパンでは、今週の東京市場は底堅い動きとなるものの、戻り待ちの売りに上値の重さも意識されそうと指摘。週末のG20に向けて政策対応期待が徐々に高まり、外部環境が落ち着けば割安感の強い主力銘柄に買いが入りやすいとしながらも、短期筋を中心に引き続き材料株が人気になると解説。テクニカルでは、日経平均の当面の戻りメドは基準線や25日移動平均線、3分の2戻しの1万6891円が意識され、下値メドは17日安値1万5632円や12日安値1万4865円などを想定。今週の参考銘柄として、ダイキョーニシカワ<4246>、日本特殊陶業<5334>、共立メンテナンス<9616>を紹介している。
■ブリヂストン <5108> 3,991円 +70 円 (+1.8%) 本日終値
ブリヂストン<5108>が高い。ゴールドマン・サックス証券は19日、同社株の「買い」を継続し強気姿勢を再強調した。目標株価4700円は継続した。同証券では、「米国でのタイヤ需要は引き続き力強い」と指摘。自動車の保有台数も増加基調にあるなか、中国製タイヤに対するセーフガードが発動されたことで価格も安定。加えて、ゴム原料である天然ゴム市況の下落や原油安がメリットに働くとみている。また、同時に同証券では住友ゴム工業<5110>の目標株価を1600円から1700円に引き上げた。レーティングの「中立」は継続した。
■東京エレクトロン <8035> 7,053円 +121 円 (+1.8%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>など半導体関連株が堅調。半導体装置への受注底入れ期待が出ている。特に19日に発表された米アプライド・マテリアルズの決算で16年2~5月期の売上高ガイダンスの中央値は24.3億ドル(前年同期5~10%増)と市場予想(22.8億ドル)を上回ったことが評価されている。東エレクなどには業績拡大期待が強いほか、アルバック<6728>には有機EL関連での受注拡大観測からの買いが膨らんでいる。
株探ニュース
シャープ<6753>が高い。前週は台湾・鴻海グループ主導の経営再建に向けた思惑を背景に短期資金が流入、全営業日で上昇したが、きょうもその流れを継いで6日続伸。各メディアを通じて、同社は24日の取締役会で鴻海の買収提案受け入れを決める可能性が伝わっており、まだ予断は許さないものの、これを手掛かり材料に引き続き物色の矛先が向いている。
■アウトソーシング <2427> 2,905円 +86 円 (+3.1%) 本日終値
アウトソーシング<2427>が大幅高。いちよし経済研究所では、16年12月期は技術系アウトソーシングの好調持続に加え海外事業の本格化が見込まれることから、大幅な増収増益が続くと予想。サービス系アウトソーシングなど業容拡大にも取り組んでいることも、中期的な成長ドライバーとして期待できるとして、16年12月期営業利益予想を42億円から54億円に(会社計画は54億円)に引き上げ。レーティング「A」を継続、フェアバリューを3000円から3800円に引き上げている。
■ライオン <4912> 1,224円 +28 円 (+2.3%) 本日終値
クレディ・スイス証券の一般消費財セクターのリポートでは、海外メディアの報道などから、今旧正月での中国人旅行者の間で人気だった商品は、化粧品、風邪薬、生理用品、パンスト、コンドーム、爪切り、魔法瓶、電動歯ブラシ、文房具、菓子などと指摘。一連の中国リスクが懸念されるものの、高品質で単価が比較的安い日常品の需要に対する影響は無いと考え、日用品や一部の化粧品などは、越境ECと親和性があるため、インバウンドからアウトバウンドに舵を切りやすいカテゴリーと解説。個別では、中国EC戦略も上手く機能している(または機能し始めた)、ライオン<4912>をトップピックに、花王<4452>とコーセー<4922>を選好している。
■テレ朝HD <9409> 2,024円 +44 円 (+2.2%) 本日終値
テレビ朝日ホールディングス<9409>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同社に対するリポートで、番組改編効果で同社の全日帯視聴率は15年8月以降回復し、同占拠率も上昇、業界順位は2位定着と紹介。ただ、同社は4月番組改編でさらなる視聴率上昇を目論んでいるものの、特に同社の看板番組「報道ステーション(月~金、21:54~23:10)」のメーンキャスター変更による影響を含めて、視聴率動向に留意する必要があるとの見解を示している。同証券は、レーティングは「アンダーウエート」を継続。目標株価は1710円から1740円へ小幅に引き上げている。
■オリエンタルランド <4661> 8,010円 +158 円 (+2.0%) 本日終値
オリエンタルランド<4661>が反発。19日の取引終了後、東京ディズニーランドのワールドバザールに来春、ディズニー・プリンセスに憧れる女の子の夢をかなえるビューティーサロン「ビビディ・バビディ・ブティック」をオープンさせると発表しており、業績への寄与を期待した買いが入っている。同ブティックは、東京ディズニーランドホテル内に08年に1号店をオープンしており、東京ディズニーランドのワールドバザール内への出店は2店舗目。憧れのプリンセスに変身した子どもと家族が一緒に撮影できるフォトスタジオを併設する予定としている。
■パーク24 <4666> 2,943円 +57 円 (+2.0%) 本日終値
パーク24<4666>が5営業日ぶりに反発。UBS証券では、同社は「良好なファンダメンタル続く」とリポートで紹介。駐車場占有率は上昇、価格引上げで採算は改善、カーシェアリングは様々な用途に広がりを見せており、タイムズ駐車場以外でも採算に乗り始めると解説。同証券は、レーティング「バイ」、目標株価3300円を継続している。
■ダイキョーニシカワ <4246> 1,534円 +28 円 (+1.9%) 本日終値
証券ジャパンでは、今週の東京市場は底堅い動きとなるものの、戻り待ちの売りに上値の重さも意識されそうと指摘。週末のG20に向けて政策対応期待が徐々に高まり、外部環境が落ち着けば割安感の強い主力銘柄に買いが入りやすいとしながらも、短期筋を中心に引き続き材料株が人気になると解説。テクニカルでは、日経平均の当面の戻りメドは基準線や25日移動平均線、3分の2戻しの1万6891円が意識され、下値メドは17日安値1万5632円や12日安値1万4865円などを想定。今週の参考銘柄として、ダイキョーニシカワ<4246>、日本特殊陶業<5334>、共立メンテナンス<9616>を紹介している。
■ブリヂストン <5108> 3,991円 +70 円 (+1.8%) 本日終値
ブリヂストン<5108>が高い。ゴールドマン・サックス証券は19日、同社株の「買い」を継続し強気姿勢を再強調した。目標株価4700円は継続した。同証券では、「米国でのタイヤ需要は引き続き力強い」と指摘。自動車の保有台数も増加基調にあるなか、中国製タイヤに対するセーフガードが発動されたことで価格も安定。加えて、ゴム原料である天然ゴム市況の下落や原油安がメリットに働くとみている。また、同時に同証券では住友ゴム工業<5110>の目標株価を1600円から1700円に引き上げた。レーティングの「中立」は継続した。
■東京エレクトロン <8035> 7,053円 +121 円 (+1.8%) 本日終値
東京エレクトロン<8035>やディスコ<6146>など半導体関連株が堅調。半導体装置への受注底入れ期待が出ている。特に19日に発表された米アプライド・マテリアルズの決算で16年2~5月期の売上高ガイダンスの中央値は24.3億ドル(前年同期5~10%増)と市場予想(22.8億ドル)を上回ったことが評価されている。東エレクなどには業績拡大期待が強いほか、アルバック<6728>には有機EL関連での受注拡大観測からの買いが膨らんでいる。
株探ニュース