市場ニュース

戻る
 

【通貨】来週の為替相場見通し=週末のG20に関心、原油動向も注視

 来週の外国為替市場のドル円相場は、依然、海外情勢の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=112円00~115円00銭。

 この週は原油価格の下落などが警戒感を呼び、ドル円は一時112円後半に下落した。上値は114円後半が上値抵抗線となっており、目先は下値を探る動きとなっている。特に、原油相場が不安定な値動きにあり、リスク回避のドル売り・円買いが優勢だ。来週は週末の26日から27日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が焦点。世界株安に見舞われるなか、今回のG20で国際協調姿勢が打ち出されれば、投資家心理の改善が見込めリスク回避姿勢の後退につながる可能性がある。来週は23日に米1月中古住宅販売件数、米2月CB消費者信頼感指数、24日に米1月新築住宅販売件数、26日に米10~12月期GDP改定値が発表される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均