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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):三井金、日経レバ、第一三共、三菱重

■アークス <9948>  2,190円  +100 円 (+4.8%)  本日終値
 アークス<9948>が続伸。17日付で岡三証券がレーティングを新規「強気」、目標株価を3300円に設定した。過去2期連続の連結営業減益だった同社だが、その原因となっていた地盤商圏でのディスカウンター、大手GMS系SMとの競合も沈静化、また、傘下企業の再編も一段落したことで、16年2月期以降は増益に転じるとし、新規M&Aに取り組む可能性も指摘。今16年2月期は通期連結営業利益で会社側計画と同様の140億円(前期127億1200万円)、来期は154億円と予想している。

■DOWA <5714>  628円  +28 円 (+4.7%)  本日終値
 UBS証券の非鉄セクターのリポートでは、金属市況の下落、自動車部品・電子材料需要の減速、円高の三重苦が業績を圧迫、金属市場に関しては高コスト事業者の撤退による需給改善を期待したいものの、時間がかかりそうと指摘。非鉄4社の中では、悪化傾向も大崩がないDOWAホールディングス<5714>が相対優位としながらも、自力で成長するドライバーに欠けるとの見方で、三菱マテリアル<5711>は、セメントやアルミ缶など好調な事業があるものの、全体として収益水準が低下していると想定。住友金属鉱山<5713>は目先シエラゴルダ鉱山の赤字継続や市況低迷の影響が気掛かりとして、三井金属鉱業<5706>はカセロネス鉱山の稼働率引き上げが確認されるまでは追加損失のリスクがあり、フェアバリューの算定は困難と解説している。

■三井金属 <5706>  167円  +7 円 (+4.4%)  本日終値
 三井金属鉱業<5706>が反発。UBS証券では、先行きが視界良好になるためには、「カセロネス銅鉱山のフル稼動化」、「フル操業体制でのキャッシュコストがスポットの銅価格を下回っている事」の2つの関門を突破しなければいけないと指摘。同鉱山の自助努力による収益改善が不可欠とみて、既に3度の減損を行ったものの、同社の将来銅価格前提は時価よりも高いと見られることから、市況や稼働率の低迷長期化が続けば再減損のリスクもあると解説。レーティングを「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価を230円から170円に引き下げており、「引き続き企業価値の算出が困難」との見解を示してる。

■日経レバ <1570>  10,600円  +440 円 (+4.3%)  本日終値
 NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急反発、売買代金も前日はソフトバンクグループ<9984>の後塵を拝したが、きょうは全市場ベースで首位となっている。NF日経レバは日経平均株価の2倍の値動きを想定したボラティリティの高いETFで、ここ最近の上下に値運びの荒い全体相場を受けて、短期リバウンドを狙った個人投資家資金の物色人気が高い。きょうは前日の海外株高や為替の円高一服に加え、東京市場に遅れて始まる中国・上海株などアジア株全般が堅調な値動きを示したこともあって、日経平均が大きく上昇、それに連動して買われている。

■第一三共 <4568>  2,247円  +89 円 (+4.1%)  本日終値
 17日、第一三共 <4568> が血液が固まるのを防ぐ抗凝固剤「エドキサバン」の販売権を米メルクに供与すると発表したことが買い材料視された。メルクは同社が販売拠点をもたないブルガリアやスウェーデンなど欧州13ヵ国で独占的に販売する。発表を受けて、メルクとの提携による欧州での「エドキサバン」の販売拡大を期待する買いが向かった。

■タクマ <6013>  910円  +35 円 (+4.0%)  本日終値
 タクマ<6013>が4連騰で7日ぶり900円台を回復。ゴミ焼却施設の改良工事が進捗しているほか、同社が手掛けるバイオマス発電事業に対する成長期待が強い。4月からの「電力小売り全面自由化」では自由化の対象が一般家庭や小規模店舗にまで拡大されることになり、その市場規模は8兆円とも試算されている。業界の垣根を越えた参入が相次ぐなか、同社もごみ処理発電でこの収益機会をとらえる可能性があり、株価もにわかに動意含みとなっている。

■三菱重工業 <7011>  419.4円  +15.8 円 (+3.9%)  本日終値
 三菱重工業<7011>が反発。17日の17時45分に同社とJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が手掛けたH-2Aロケット30号機の打ち上げを種子島宇宙センターで実施、これが成功したことが関心を集めている。H-2Aロケット30号機にはX線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」が搭載、今後の日本の航空宇宙分野でも同社が重要な役割を担っていきそうだ。 

■川崎重工業 <7012>  314円  +11 円 (+3.6%)  本日終値
 川崎重工業<7012>が反発。同社は17日、福島県須賀川市の須賀川地方保健環境組合から、「須賀川地方新ごみ処理施設建設運営事業」を受注したことを発表した。今回受注したごみ処理施設は、1日当たり95トンの処理能力を有するもので、少ない空気量でごみを完全燃焼できる同社独自の並行流焼却炉に、ろ過式集じん器(バグフィルタ)や排ガス再循環システムなど、高度な排ガス処理システムを設置することにより、ダイオキシン類やCO(一酸化炭素)などの有害物質の排出抑制や排ガス量の低減を実現する。同社と青木あすなろ建設<1865>からなる共同企業体がごみ処理発電施設の設計と建設工事を行い、同社とシンキが出資する特別目的会社「グリーンパーク須賀川株式会社」が20年間の運営業務を行う。

■EIZO <6737>  3,010円  +105 円 (+3.6%)  本日終値
 EIZO<6737>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、アミューズメント用の低調が続くものの、メディカル市場向けなどが拡大していると指摘。液晶などの仕入もあり、外貨全般に対する円高の損益影響は限定的との見方で、特定用途モニター増産のための新工場が竣工、これにより生産能力は30%アップする見通しと解説。16年3月期営業利益予想50億円(会社計画は49億円)を継続している。

■大塚ホールディングス <4578>  4,075円  +137 円 (+3.5%)  本日終値
 大塚ホールディングス<4578>が3日ぶりに反発。大和証券は、4月に市場拡大再算定で薬価が引き下げられることとなった同社の抗精神病薬エビリファイ(想定薬価引き下げ率15%)などの国内売り上げ予想を減額。ただ、15年の米国発売後の立ち上がりが想定以上に好調な抗精神病薬レキサルティや抗がん剤ロンサーフの売り上げ予想を増額。想定となる為替前提はドル・円を従来の120円から115円へ変更し、16年12月~17年12月期の営業利益予想を小幅下方修正し、18年12月以降を上方修正している。同証券は、当面の間、長期的な成長性に関する株式市場の評価は良くも悪くも大きくは変化しない可能性が高いなどとみて、レーティングは「3」(中立)を継続、目標株価は3800円から4300円へ引き上げている。

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