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2016年02月18日15時39分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ラオックス、アシックス、SUMCO、任天堂

■ラオックス <8202>  146円  +19 円 (+15.0%)  本日終値
 ラオックス<8202>が急騰。午後2時ごろに自社株買いを発表したことを好感。上限を2500万株(発行済み株数の3.79%)、または30億円としており、取得期間は2月18日から6月30日まで。資本効率の向上や経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実施、並びに株主への一層の利益還元を目的としているという。

■鉄建 <1815>  259円  +24 円 (+10.2%)  本日終値
 鉄建<1815>が急騰。同社は鉄道工事のトップで、JR向けで高実績を有する。JR東日本<9020>が17日、2031~40年度に東北・上越新幹線の土木構造物の大規模改修計画を発表したことで、これによるビジネスチャンス拡大に期待した買いを呼び込んでいる。総工費は1兆円を超え関連建設会社にとっては強力な追い風が吹く。きょうは東鉄工業<1835>なども上値指向が鮮明だ。

■エムティーアイ <9438>  729円  +66 円 (+10.0%)  本日終値
 18日午前、MTI <9438> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.9%にあたる160万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は2月18日から3月31日まで。

■アシックス <7936>  2,032円  +170 円 (+9.1%)  本日終値
 アシックス<7936>が急伸。村証券では、16年12月期営業利益は、欧州と中国で好調が持続するとみて、会社計画をクリアできると予想(野村証券予想は300億円、会社計画は290億円)。米国業績は、値引き販売の一巡と一過性経費の剥落で下期に底入れを見込み、中期では欧米での成長持続に加え、中国を中心とした新興国での収益拡大が期待できると解説。レーティング「バイ」を継続、目標株価は3400円から2900円に引き下げている。

■SUMCO <3436>  772円  +64 円 (+9.0%)  本日終値
 SUMCO<3436>が急反発。国内大手証券はリポートで、新興国など世界経済の減速による200mmウエーハ半導体需要の伸び悩みなどから、16年12月期以降の同証券予想を減額している。ただ、同社の相対株価との連動性が高いウエーハ需要は過去の半導体ファブレス企業在庫循環等を考慮すると、現状がボトム圏と見られ、短期循環は改善に向かうと見てレーティングは「ニュートラル」を継続、目標株価は1290円から800円へ引き下げている。

■サンケン電気 <6707>  311円  +25 円 (+8.7%)  本日終値
 サンケン電気<6707>が急伸。買い気配で始まり、現在も高値圏で推移している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、17年3月期は少なくとも、ウエハ品質問題のマイナス影響の軽減のほか、PM事業の赤字縮小、第1四半期に生じた新基幹システム稼働に関連した前倒し出荷の反動減の解消などがプラス要因になり、円高影響を吸収し増益転換すると予想。現状までの調整は行き過ぎと考え、過剰な調整一巡後の反発を期待。レーティングを「ホールド」から「バイ」に、目標株価を470円から440円に引き下げている。

■ディー・エヌ・エー <2432>  1,748円  +111 円 (+6.8%)  本日終値
 ディー・エヌ・エー<2432>が大幅続伸。この日は、任天堂<7974>が初のスマートフォン向けアプリ「Miitomo」事前登録を17日に開始したことを材料に大幅高したこと受けて、「Miitomo」を共同開発したディーエヌエーも連れ高となっているようだ。「Miitomo」は3月中旬の正式リリースを予定しているが、今後、16年度末までに5本程度を展開する方針。さらに、任天堂の有する全ての大型IP(Interllectual Propery=知的財産権)を含めた展開も検討しており、収益貢献への期待が高まっているようだ。

■国際石油開発帝石 <1605>  956.6円  +54.9 円 (+6.1%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>が大幅反発。前日のWTI原油先物価格は急反発し、1バレル=30ドル台を回復したことなどが好感されているようだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、同社に対するエクイティストーリーを変更するとリポートで紹介。17年3月期同証券前提のブレント原油を40ドル/バレル(従来50ドル/バレル)、為替を115円/ドル(従来120円/ドル)に変更し、17年3月期同証券予想の純利益を659億円から300億円へ下方修正している。同証券は、目標株価を1420円から1080円へ引き下げ、レーティングは「オーバーウエイト」から「ニュートラル」へ格下げしている。また、原油価格の低下だけでなく、為替が円高に推移していることが懸念材料であり、現在は様子を見るタイミングとの見解を示している。

■任天堂 <7974>  16,540円  +930 円 (+6.0%)  本日終値
 17日、任天堂 <7974> が、3月から配信開始するスマートフォン(スマホ)向けゲーム「Miitomo(ミートモ)」の事前登録を始めたと発表したことが買い材料視された。ミートモは自分の分身となるキャラクター「Mii(ミー)」をつくり、友人とコミュニケーションなどを楽しむゲームで、無料ではじめられる同社初のスマホ向けアプリとなる。発表を受け、アイテムの売り上げなど課金収入による業績への寄与を期待する買いが向かった。

■東邦チタニウム <5727>  920円  +45 円 (+5.1%)  本日終値
 東邦チタニウム<5727>が急伸。同社は17日、北九州市の若松工場敷地内に新工場を建設し、ニッケル粉の生産能力をこれまでの月産60トンから90トンに5割増強することを発表した。投資金額は約32億円で、2018年2月から生産を開始する予定。ニッケル粉は積層セラミックコンデンサーの電極に使用され、スマートフォンの高機能化などに伴う需要増に対応する構えだ。株価面では増産による収益拡大期待を手掛かりに買いを呼び込んでいる。

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