【市況】明日の株式相場見通し=買い気優勢で続伸、半値戻し試す展開に
あす(17日)の東京株式市場は、外国為替相場での円安・ドル高方向への進行などを背景に、引き続き買い気優勢の展開となりそうだ。
16日の東京外国為替市場では、円相場が一時1ドル=114円台後半まで円安・ドル高方向に振れ、NY原油先物が時間外取引で1バレル=30ドル台を回復、中国・上海総合指数が堅調な推移をみせるなど、日経平均株価上昇への支援材料が揃った。目先的には、2月1日の取引時間中高値1万7905円から12日の安値1万4865円までの下げ幅の半値戻しに相当する1万6385円の奪回が目標となりそうだ。
市場関係者からは「きょうは、ソフトバンクグループ<9984>がストップ高したことで、この1銘柄で日経平均株価を82円分押し上げたことになり、その効果が大きかったことは確か。しかし、東証株価指数(TOPIX)も続伸し、東証1部の33業種中19業種がプラスで引けるなど、全般地合いも堅調となっている」との見方が出ていた。
16日の東京株式市場は、朝安後に利益確定の売りを吸収し大きく切り返し、一時前日比300円を超える上昇をみせたものの、引けにかけて伸び悩み、日経平均株価終値は前日比31円85銭高の1万6054円43銭と小幅続伸となった。
日程面では、12月の機械受注統計、15日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米1月の鉱工業生産指数、米1月の住宅着工件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月26~27日分)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
16日の東京外国為替市場では、円相場が一時1ドル=114円台後半まで円安・ドル高方向に振れ、NY原油先物が時間外取引で1バレル=30ドル台を回復、中国・上海総合指数が堅調な推移をみせるなど、日経平均株価上昇への支援材料が揃った。目先的には、2月1日の取引時間中高値1万7905円から12日の安値1万4865円までの下げ幅の半値戻しに相当する1万6385円の奪回が目標となりそうだ。
市場関係者からは「きょうは、ソフトバンクグループ<9984>がストップ高したことで、この1銘柄で日経平均株価を82円分押し上げたことになり、その効果が大きかったことは確か。しかし、東証株価指数(TOPIX)も続伸し、東証1部の33業種中19業種がプラスで引けるなど、全般地合いも堅調となっている」との見方が出ていた。
16日の東京株式市場は、朝安後に利益確定の売りを吸収し大きく切り返し、一時前日比300円を超える上昇をみせたものの、引けにかけて伸び悩み、日経平均株価終値は前日比31円85銭高の1万6054円43銭と小幅続伸となった。
日程面では、12月の機械受注統計、15日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米1月の鉱工業生産指数、米1月の住宅着工件数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(1月26~27日分)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)