【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月20日記)
日経平均株価の日足チャート 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、1月18日の安値1万6665円が底値になる場合、本日が上昇し、目先の数日で一気に1月13日高値の1万7717円程度まで上昇する動きになると考えられます。
本日の価格が下げるなら、昨日の上げが勢いの強い下げ途中の小幅調整という見方が有力になります。その場合、昨年9月29日安値1万6901円が強く下値を意識されている水準ではないことになるため、その後の下げ余地が大幅に拡大します。
本日の価格が上昇する場合、比較的値幅の大きな陽線をつける展開になる可能性があります。
強気なら、本日は、遅くても10時30分頃までに最安値をつけて、上値を試す流れへ入っているはずです。
午後に下値を掘り下げるなら、上昇するかもという期待をいったん捨てましょう。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)を1月15日に上梓。
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