【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(1月15日記）

　日経平均株価は、昨年9月29日安値1万6901円を割れずに上昇を開始して、6月24日の高値2万0952円を超える動きになるなら、昨日の安値1万6944円が押し目底になって、今後の価格が新たな上昇を開始する公算です。

　これまで、1万6901円を維持する展開になる場合でも、下値を切り下げる可能性を排除できませんでしたが、現在は、1万6901円を維持して上昇を開始し、2万0952円を超える場合、もう下値を掘り下げることはないという見方ができます。

　強気の流れへ入っているならば、目先は（1～2営業日で）一気に1月13日の高値1万7717円を超える動きになると考えられます。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)を1月15日に上梓。

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