【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):さくらネット、ペプドリ、HUG
■さくらインターネット <3778> 925円 +150 円 (+19.4%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率トップ
さくらインターネット<3778>は新年相場でも上げ足を一段と加速。相場テーマである「フィンテック関連」の象徴株として投機資金の攻勢が続き、昨年大納会に続き150円高はストップ高カイ気配と異彩を放った。大阪に本拠を置くテックビューロと、ブロックチェーンの実証実験環境「mijinクラウドチェーンベータ」を金融機関およびITエンジニア向けなどに今月から無料提供を開始、これが株価の起爆材料となっている。信用取組は売り買い拮抗で信用倍率1.1倍台、信用取引の増し担保規制などがかかっているが人気に陰りはみられない。
■ペプチドリーム <4587> 4,065円 +190 円 (+4.9%) 本日終値
ペプチドリーム<4587>が5連騰。昨年12月21日にスイス・ロシュ社とロシュ社傘下の米国ジェネンテック社を含む3社と創薬共同研究開発契約を締結しており、これに対する評価から株価は強調展開が続いている。ジェネンテック社とは複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発を共同で実施する予定で、ジェネンテック社からの契約一時金と研究開発支援金、製品化後の純売上金額に対するロイヤルティー収入を含めて将来的にもメリットは大きい。
■HUG <3676> 2,895円 +77 円 (+2.7%) 本日終値
ハーツユナイテッドグループ<3676>が6連騰。安倍晋三首相が2020年の東京五輪までに自動運転車の実用化と普及促進に前向きな姿勢を明示し、自動運転車の開発・普及に強力な国策の後押しが利いている。そのなか、直近では経済産業省が自動運転車の実用化に向け、市街地をイメージした専門テストコースを整備することが伝わり、関連銘柄が勢いづいた。同社はゲーム機やスマートフォンなどの不具合を検出するデバッグサービスを手掛け、自動運転車の不具合検出では今年のIPOの目玉とみられるZMPと協業体制をみせていることで、人気素地が高い。
■NEXT 原油ブル <2038> 1,308円 +32 円 (+2.5%) 本日終値
NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>が続伸。原油価格に連動するETNで、指数の前日比変動率の2倍の値動きを示すなどボラティリティの高さが特徴。原油市況は昨年下落歩調を強め、特に同銘柄が連動するドバイ原油価格の下げが目立ったことで下値模索を続けていた。ただ、足もとはドバイ原油も下げ止まる兆しをみせており、4日午前のスポット価格はきょうから取引の中心となった3月渡しが上昇基調にあり、これに連動するかたちとなっている。
■セーレン <3569> 1,330円 +16 円 (+1.2%) 本日終値
セーレン<3569>が反発。1月13日から東京ビッグサイトで開催される「インターネプコンジャパン2016」ではエレクトロニクス材料向けの導電性繊維が出展される予定で注目されている。導電性繊維は、柔らかさ・軽さという繊維の特性と、導電性・電磁波シールド性という金属の特性を併せ持つユニークな素材。その特性を生かしてモバイル用などデジタル製品のノイズ対策部品として広く使用されており、今後もさまざまな分野で拡大が期待される。
株探ニュース
さくらインターネット<3778>は新年相場でも上げ足を一段と加速。相場テーマである「フィンテック関連」の象徴株として投機資金の攻勢が続き、昨年大納会に続き150円高はストップ高カイ気配と異彩を放った。大阪に本拠を置くテックビューロと、ブロックチェーンの実証実験環境「mijinクラウドチェーンベータ」を金融機関およびITエンジニア向けなどに今月から無料提供を開始、これが株価の起爆材料となっている。信用取組は売り買い拮抗で信用倍率1.1倍台、信用取引の増し担保規制などがかかっているが人気に陰りはみられない。
■ペプチドリーム <4587> 4,065円 +190 円 (+4.9%) 本日終値
ペプチドリーム<4587>が5連騰。昨年12月21日にスイス・ロシュ社とロシュ社傘下の米国ジェネンテック社を含む3社と創薬共同研究開発契約を締結しており、これに対する評価から株価は強調展開が続いている。ジェネンテック社とは複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発を共同で実施する予定で、ジェネンテック社からの契約一時金と研究開発支援金、製品化後の純売上金額に対するロイヤルティー収入を含めて将来的にもメリットは大きい。
■HUG <3676> 2,895円 +77 円 (+2.7%) 本日終値
ハーツユナイテッドグループ<3676>が6連騰。安倍晋三首相が2020年の東京五輪までに自動運転車の実用化と普及促進に前向きな姿勢を明示し、自動運転車の開発・普及に強力な国策の後押しが利いている。そのなか、直近では経済産業省が自動運転車の実用化に向け、市街地をイメージした専門テストコースを整備することが伝わり、関連銘柄が勢いづいた。同社はゲーム機やスマートフォンなどの不具合を検出するデバッグサービスを手掛け、自動運転車の不具合検出では今年のIPOの目玉とみられるZMPと協業体制をみせていることで、人気素地が高い。
■NEXT 原油ブル <2038> 1,308円 +32 円 (+2.5%) 本日終値
NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>が続伸。原油価格に連動するETNで、指数の前日比変動率の2倍の値動きを示すなどボラティリティの高さが特徴。原油市況は昨年下落歩調を強め、特に同銘柄が連動するドバイ原油価格の下げが目立ったことで下値模索を続けていた。ただ、足もとはドバイ原油も下げ止まる兆しをみせており、4日午前のスポット価格はきょうから取引の中心となった3月渡しが上昇基調にあり、これに連動するかたちとなっている。
■セーレン <3569> 1,330円 +16 円 (+1.2%) 本日終値
セーレン<3569>が反発。1月13日から東京ビッグサイトで開催される「インターネプコンジャパン2016」ではエレクトロニクス材料向けの導電性繊維が出展される予定で注目されている。導電性繊維は、柔らかさ・軽さという繊維の特性と、導電性・電磁波シールド性という金属の特性を併せ持つユニークな素材。その特性を生かしてモバイル用などデジタル製品のノイズ対策部品として広く使用されており、今後もさまざまな分野で拡大が期待される。
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