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【市況】明日の株式相場見通し=買い姿勢持続で続伸、2万円意識した展開に

 20日の東京株式市場は、3連休の週末を前にして利益確定の売りが想定されるものの、目立った売り材料が見当たらないなかで、市場の旺盛な買い意欲は持続するものと予想され、買い先行で日経平均株価は4日続伸となりそうだ。3カ月ぶりとなる日経平均2万円台回復を意識した展開も想定される。
 10月以降、株価が順調な回復軌道をみせている背景には、外国人投資家による積極買いの復活がある。市場関係者からは「19日引け後に発表された11月第2週(9~13日)の投資部門別の売買動向で、海外投資家が3003億円の大幅な買越額で4週連続の買い越しとなるなど、日本企業の業績好調を見越した外国人買いが持続している」との見方が出ていた。
 19日の東京株式市場は、朝方から広範囲に買いを集め大幅高となり、日経平均株価終値は前日比210円63銭高の1万9859円81銭と3日続伸。一時、300円を超える上昇で2万円大台回復をうかがう場面もあったが、その後は伸び悩んだ。日銀の金融政策決定会合で「現状維持」が伝えられた後も下げ圧力は限定的となった。
 日程面では、電話などを利用したコールセンター業務、治験支援業務などを手掛けるベルシステム24ホールディングス<6183>が東証1部に新規上場する。このほかに、11月の金融経済月報、10月の全国コンビニ売上高、10月の電力需要実績速報に注目。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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