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【通貨】明日の為替相場見通し=米FRB高官発言に関心

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、今晩予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=122円50~123円50銭。この日は、前日のニューヨーク市場がベテランズ・デーで休場だったこともあり、やや方向感に欠ける展開。一時、122円70銭台に値を下げる場面があったが、おおむね122円90銭前後を中心とする一進一退の展開が続いた。相場は123円ラインを意識する神経質な展開となっているが、目先の焦点は今晩は講演などで米金融当局の要人発言が相次ぐことだ。イエレンFRB議長やセントルイス連銀のブラード総裁、ニューヨーク連銀のダドリー総裁、シカゴ連銀のエヴァンス総裁、それにフィッシャー副議長などに発言の機会がある。米利上げ観測が強まるなか、その発言で相場は左右されそうだ。また、今晩は米国の失業保険申請件数の発表などがある。(岡里英幸)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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