市場ニュース

戻る
 

【通貨】明日の為替相場見通し=9月機械受注などに注目

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、123円を中心とする一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=122円60~123円60銭。この日は、日経平均株価が小幅な上昇にとどまるなか、利益確定のドル売り・円買いが強まり一時、122円70銭台まで値を押す場面があった。ただ、下値には買いが入り、午後4時以降は123円台を回復した。今晩はニューヨーク市場がベテランズ・デーで休場となり、目立った経済指標の発表はなく、相場は様子見姿勢が予想される。あすは国内で9月機械受注の発表があり、その内容が注目されそうだ。市場の関心は週末13日の米10月小売売上高やユーロ圏7~9月期国内総生産(GDP)などに向かっており、当面は様子見姿勢が強まる可能性がある。一方、ユーロは前日のニューヨークで対ドルで約6カ月ぶりの安値をつけるなど軟調に推移しており、一段の下げがあるかが注目されている。(岡里英幸)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均