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【市況】今週の「特異日」カレンダー(11月9日-20日)

日経平均の日足チャート 「株探」多機能チャートより

―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

 今週(11月9日-13日)は週初と週末に7敗以上のマイナスの特異日が訪れます。米雇用統計発表を受けた週明けの9日(月)、オプションSQが重なる週末の13日(金)はスケジュール面からも潮目に変化があるか注目されるところです。

 一方、翌週(16日-20日)は特異日が見当たらず、全営業日が若干負け越しの「4勝6敗」で固められています。今週がボラティリティの高い展開となり、その翌週は方向感乏しく(やや軟調に)推移といったシナリオも想定されますが、はたして結果は?

 なお、決算発表の集中期間は今週の13日まででピークを越え、翌週からは通常モードへと戻ります。

▲【 7敗以上 】
  11月9日(月) ○3-●7:前週末6日(金)に米雇用統計、翌10日(火)に中国CPI発表
  11月13日(金) ○2-●8:株式オプションSQ、米小売売上高、前日12日(木)には機械受注発表

※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。

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