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【材料】日経レバ大幅安で一時2万9000円大台攻防の様相に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>がマドを開けて急落し、サポートラインとなっていた25日移動平均線を下回った。一時2万9100円台まで水準を切り下げ、2万9000円大台攻防の様相を示した。日経レバは日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで価格変動率が日経平均の2倍に設定されていることから、全体相場のボラティリティが高まると個人投資家などの短期値幅取り狙いの売り買いが錯綜する傾向がある。きょうは、前日の欧米株安を受けて朝方取引開始直後から日経平均に大きく売りが先行、これに日経レバも追随する形となった。信用取組は直近売り残が減少する一方、買い残が増加しており需給面でやや緩んでいるものの、直近信用倍率は1.13倍となお売り買い拮抗の状態にある。また、日証金でも貸借倍率1.16倍とがっぷり四つの状態で、投資家の強弱観対立を物語っている。

出所:MINKABU PRESS

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