UCプラチナカードの特典・メリット、デメリットは?お得な年会費とプライオリティ・パスが魅力

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UCプラチナカードの券面画像

UCプラチナカードを発行しようと考えているものの、どのような特典やメリットがあるのか、気になる方は多いでしょう。

UCプラチナカードはユーシーカード株式会社が発行しているクレジットカードで、プラチナカードの中では年会費がかなりお手頃であることが特徴です。

ポイント還元率が高い点も大きなメリットで、他のUCカードの常時2倍のポイントが貯まるため、どんどんポイントを貯められます。

本記事では、UCプラチナカードについて以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • プライオリティ・パス無料で海外空港ラウンジの無料利用が可能
  • ポイント還元率は常時2倍!利用額の1.0%ポイント付与でどんどん貯まる
  • ポイントに有効期限がある点に注意が必要

リーズナブルな価格でプラチナカードを手に入れ、お得な特典を受けてみたい方におすすめの1枚です。

発行しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

UCプラチナカードの基本情報
年会費(税込) 16,500円
付与ポイント UCポイント
ポイント還元率 1.0%[1]
国際ブランド Visa
ETCカード 無料
家族カード(税込) 3,300円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
発行条件 安定した収入があり、社会的信用を有する連絡可能な方(学生・未成年を除く)

UCプラチナカードのメリット・特典

UCプラチナカードを利用するメリットおよび特典は、以下のとおりです。

UCプラチナカードのメリット
  • プライオリティ・パスが無料!家族カードにも無料で付帯
  • グルメクーポンでレストランがお得
  • 会員限定優待特典でホテル優待が受けられる!
  • ポイント還元率が高い
  • コンシェルジュサービスの利用で日常生活を快適に
  • 海外旅行傷害保険など充実の付帯保険
  • プラチナカードとして業界最安水準の年会費!

ひとつずつ見ていきましょう。

プライオリティ・パスが無料!家族カードにも無料で付帯

UCプラチナカードのプライオリティ・パス

UCプラチナカードはプライオリティ・パスが無料で付帯されています。

プライオリティ・パスがあれば、国内外1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できます。

さらに、UCプラチナカードの場合、家族カードにも無料で付帯しているため、家族でお得に空港のラウンジを利用できます。

実際に、プライオリティ・パスが付帯している他社クレジットカードを比較してみました。

プライオリティ・パスが付帯しているクレジットカードの比較
クレジットカード 年会費 プライオリティ・パスの対象範囲 無料回数
UCプラチナカードUCプラチナカード 16,500円(税込) 本人・家族カード 年間6回まで無料
エポスプラチナカードエポスプラチナカード 30,000円(税込) 本人カードのみ 無制限
JCBプラチナカードJCBプラチナカード 27,500円(税込) 本人カードのみ 無制限
dカード PLATINUMの券面dカード PLATINUM 29,700円(税込) 本人カードのみ 年間10回まで無料

例えば、家族カードを3枚持っていれば本会員と併せて4人分のラウンジ利用料が無料となります。(それぞれ年間6回まで)

プライオリティ・パスの無料回数は年6回まで

UCプラチナカードは家族カードもプライオリティ・パスの対象ですが、無料回数が年6回までと決められている点には注意しましょう。

年に1~2回程度海外旅行に行くなど、利用回数が年6回以内の方であれば、UCプラチナカードのプライオリティ・パスでお得に使いこなせるでしょう。

UCプラチナカードのプライオリティ・パスの無料利用可能施設は、国内の「ラウンジ」施設および、海外のすべての提携施設となっています。

国内においては、ラウンジ以外の施設(レストラン、スパなど)は無料利用の対象外となる点に注意しましょう。

日本時間2025年4月1日(火)正午より、プライオリティ・パスの無料利用可能施設を、Priority Pass (A.P.) Limited社が提供する国内の「ラウンジ」施設および、海外のすべての提携施設といたします。
国内の「お食事」「ご休憩」「リフレッシュ」施設につきましては、無料でのご利用の対象となりませんので、あらかじめご留意ください。 引用元:UCプラチナカード公式サイト

国内主要空港ラウンジも無料

UCプラチナカードでは海外空港ラウンジに加えて「UC国内空港ラウンジサービス」特典により、国内空港ラウンジも無料で利用できます。

対象となる空港ラウンジは全国42ヶ所に加え、ハワイにある「ダニエル・K・イノウエ国際空港」の計43ヶ所です。

無料で利用できるラウンジがある空港
地域 対象空港
北海道・東北 新千歳空港
旭川空港
函館空港
仙台国際空港
青森空港
秋田空港
関東・甲信越 成田国際空港
羽田国際空港
新潟空港
中部 中部国際空港
小松空港
富山空港
富士山静岡空港 など
関西 関西国際空港
伊丹空港
神戸空港
中国・四国 広島空港
米子鬼太郎空港
岡山空港
出雲空港
山口宇部空港
九州・沖縄 福岡空港
長崎空港
熊本空港
鹿児島空港
宮崎ブーケンビリア空港
那覇空港
海外 ダニエル・K・イノウエ国際空港

参考: UC国内空港ラウンジサービス – AIRPORT LOUNGE SERVICE –

UC国内空港ラウンジサービスでもプラチナカードの本人会員はもちろん、家族カードでも無料で利用できます。

ただし、同伴者の方は利用料が別途かかる点には注意が必要です。

グルメクーポンでレストランがお得

グルメクーポン

UCプラチナカードの特典ではグルメクーポンも付帯しており、2名以上のコースを利用した場合に1名分が無料になります。

例えば、1人当たり2万円のコース料理を3人で注文した場合、支払額は2人分の4万円(=2万円×3人-2万円)となります。

対象店舗は東京・大阪を中心に全国200店舗あります。

具体的な店舗名は公表されていないため、UCプラチナカードを発行した際にぜひご確認ください。

また、グルメ関連ではVisaプラチナカードの特典も利用できるため、対象店舗に応じて使い分けるとよいでしょう。

Visaプラチナカードのレストラン特典
Visaプラチナホテルダイニング ホテル内レストランなどで3,000円相当の割引クーポンが提供
Visaプラチナラグジュアリーダイニング 星付き高級店など、厳選されたレストランで5,000円相当の割引クーポンが提供

会員限定優待特典でホテル優待が受けられる!

UCプラチナカードでは会員限定優待特典により、対象ホテルを通常よりもお得に利用できます。

対象ホテルおよび優待特典について、以下の表にまとめてみました。

UCプラチナカードの会員限定優待特典(ホテル)
ホテル名 特典内容
ホテルアラマンダ青山
  • 宿泊料金を当日レートより10%オフ
  • 空室状況次第ではルームのアップグレードが可能
  • ポルトフィーノ利用時にワンドリンクサービス
ザ・リーディング・ホテルズ・ワールド
  • 朝食2名分無料
  • レイトチェックアウト
    (Visaプラチナプログラムとしての提供)
箱根・翠松園
  • レイトチェックアウト
  • ディナードリンク1杯無料
箱根小涌園 天悠
  • 高級宿泊プラン(ベストレート適用時)
ふふブランド
  • レイトチェックアウト
  • ディナードリンク1杯無料
HOTEL KADO KYOTO
  • 部屋代金を予約時点におけるベストレートで提供
  • TOJI体験1回分を無料招待
  • 空室状況次第ではルームのアップグレードが可能
MOGANA
  • “YOSOOI”STAYプランの金額から宿泊代金10%引
  • レイトチェックアウト13:00(通常12:00)

※出典: UC PLATINUM 会員限定優待

さらに会員限定優待特典はホテルに限らず、さまざまなジャンルのサービスで用意されています。

UCプラチナカードの会員限定優待特典
ジャンル サービス
取り寄せグルメ
  • OLIVIERS&CO(オリヴィエアンドコー)(オリーブオイル専門店)
  • 銀座飛雁閣(点心・中国料理)
  • Cake.jp(スイーツ)
  • ブランシェショコラ(スイーツ) など
ドリンク
  • IMADEYA(お酒通販)
  • Otomoni(オトモニ)(クラフトビール)
  • THE STELLA(会員制ワインクラブ)
  • よなよなエール(月の生活)(クラフトビール定期便)
家具・インテリア
  • ARAS(食器)
  • CLAS(家電レンタル)
  • TRiCERA ART(アート)
美容・ヘルスケア
  • クアトロボタニコ(メンズスキンケア)
  • サリバテック(がんリスク検査キット)
  • GeneLife(遺伝子検査キット)
  • nosh(宅配食) など
ファッション
  • ミキハウス(ベビー・子供服)
  • UNIVERSAL LANGUAGE(オーダースーツ)
スポーツ・SPA
  • Okura Fitness & Spa ANNAYAKE(ホテル・SPA)
  • コナミスポーツクラブ(フィットネス)
  • ZENNA(フィットネス)
  • ツリーベル(ZEN GOLF RANGE)(ゴルフレッスン) など
生活・サービス
  • R&Y レンタル(旅行用品レンタル)
  • iYell(住宅ローンテック)
  • シェアダイン(出張シェフサービス)
  • 生活救急車(鍵交換・ガラス修理等) など

※出典: UC PLATINUM 会員限定優待

日常生活で利用できるサービスが数多くあるので、旅行に行かない時でもUCプラチナカードの恩恵を受けることができます。

ポイント還元率が高い

UCプラチナカードでは利用額に応じてUCポイントが付与され、ポイント還元率が1.0%[1]と高めに設定されています。

税込1,000円につきUCポイントが2ポイント付与され、1ポイントあたり最大5円相当になります。

他のUCカードは税込み1,000円ごとに1ポイントの付与なので、UCプラチナカードは常時2倍のポイントが貯まるお得なカードです。

UCカードの比較
付与ポイント ポイント還元率
UCプラチナカード UCポイント 1.0%[1]
UCゴールドカード 0.5%[1]
UCカード

2つのボーナスポイントにより、さらに効率よく貯められる!

UCプラチナカードの2つのボーナスポイント

ポイント還元率が高いことに加え、UCプラチナカードでは「プラチナポイント特典」として、「シーズナルギフト」と「年間利用ボーナスポイント」の2種類のボーナスポイントが付与されます。

UCプラチナカードのボーナスポイント
付与条件 付与されるポイント
シーズナルギフト 3ヶ月ごとの請求額が合計50万円以上の場合に
四半期(3月/6月/9月/12月)に一度、ボーナスポイントをプレゼント
2,500円相当[1]
(500ポイント)
3ヶ月ごとの請求額が合計55万円以上の場合
※抽選20名
10,000円相当[1]
(2,000ポイント)
年間利用ボーナスポイント 1年間のうち10ヶ月の利用 500円相当[1]
(100ポイント)
年間1,000ポイント以上の獲得 750円相当[1]
(150ポイント)

シーズナルギフトでは対象期間が3ヶ月ごとであるため、1年間で最大4回獲得できるチャンスがあります

シーズナルギフトの付与タイミング
算出対象の支払い月 ポイント付与予定時期
1月~3月 6月
4月~6月 9月
7月~9月 12月
10月~12月 翌年3月

出典: UCプラチナカード公式サイト

「シーズナルギフト」と「年間利用ボーナスポイント」を獲得できれば、さらにポイントを効率よく貯めることができます。

ポイント還元率1.5%になることも!?実際のシミュレート

UCプラチナカードにはさまざまなボーナスポイント制度があるため、コツコツ利用すればUCポイントを大量に獲得できる可能性があります。

そこで、実際にUCプラチナカードを利用した場合に獲得できるポイントをシミュレートしてみました。

まずは毎月10万円(税込)を利用した場合の年間獲得ポイントを確認して見ましょう。

毎月10万円(税込)を利用した場合の年間獲得ポイント
項目 年間ポイント数
通常時還元 2,400ポイント
(=200ポイント×12ヶ月)
(12,000円相当[1]
年間利用ボーナスポイント 250ポイント
(10ヶ月の利用と年間1,000ポイント以上の両方を達成)
(1,250円相当[1]
合計 2,650ポイント
(13,250円相当[1]

毎月の利用額が10万円の場合、シーズナルギフトの条件は満たさないため、通常時のポイント還元と年間利用ボーナスポイントに限られます。

上記の場合におけるポイント還元率は、約1.1%(13,250円相当÷120万円)[1]となります。

次に、シーズナルギフトを適用できる金額まで利用した場合をシミュレートしてみました。

毎月20万円(税込)を利用した場合の年間獲得ポイント
項目 年間ポイント数
通常時還元 4,800ポイント
(=400ポイント×12ヶ月)
(24,000円相当[1]
シーズナルギフト 2,000ポイント
(=500ポイント×4回)
(10,000円相当[1]
年間利用ボーナスポイント 250ポイント
(10ヶ月の利用と年間1,000ポイント以上の両方を達成)
(1,250円相当[1]
合計 7,050ポイント
(35,250円相当[1]

シーズナルギフトの条件を満たすとより多くのポイントを獲得でき、ポイント還元率にして約1.5%(35,350円相当÷240万円)[1]となります。

ボーナス達成は難しいと感じる方も多いでしょうが、定期的にカード決済をする方にとっては難しくないように設定されています。

UCプラチナカードをメインカードとしてコンスタントに利用していくことがボーナス獲得のコツと言えるでしょう。

ポイント交換先が豊富!マイルにも交換可

貯まったUCポイントはさまざまな用途で使えるため、使い道に困ることもありません。

UCポイントの主な使い道は、以下の2つです。

UCポイントの主な使い道
  • ギフトカードやマイルと交換する
  • 専用ショッピングモール「STOREE SAISON」での買い物に充てる

とくにおすすめの使い道が、ギフト券やマイルと交換し、日常的に利用している店舗での支払いに充てることです。

交換可能ポイント数が定められているものの、以下のように豊富なサービスに対応しています。

UCポイントの交換先一覧(抜粋)
サービス名 最低交換ポイント 1ポイントあたりのレート
UCギフトカード 200ポイント 5.0円
(200ポイントごとに1,000円相当)
UCポイント de お買物サービス 200ポイント 4.5円
(200ポイントごとに900円相当)
スターバックスカード 200ポイント 5.0円
(200ポイントごとに1,000円相当)
LINEプリペイドカード 200ポイント 5.0円
(200ポイントごとに1,000円相当)
nanacoカード 1,000ポイント 4.5円
(1,000ポイントごとに4,500円相当)
JALマイル 200ポイント 2.5円(※)
(200ポイントごとに500マイル)
ANAマイル 200ポイント 3.0円(※)
(200ポイントごとに600マイル)

※出典: UCポイント交換 アイテムカタログ2025
※航空マイルは1マイル=1円換算による

特にUCギフトカードは交換レートが高く、使えるお店も多いのでおすすめの使い道です。

UCギフトカードが使えるお店(一例)
カテゴリ 店舗・施設
百貨店 伊勢丹そごう
大丸
高島屋
パルコ
松坂屋
丸井
三越
スーパー アピタ/ピアゴ
イトーヨーカドー
成城石井(一部除外店舗あり)
西友
ダイエー
マックスバリュ
リヴィン
ショッピングセンター アトレ
イオン(一部除外店舗あり)
プレミアム・アウトレット
三井アウトレットパーク
ららぽーと
ルミネ
ドラッグストア アインズ&トルペ
ウエルシア
クスリのアオキ
ココカラファイン
スギ薬局
ツルハ
ハックドラッグ
家具・家電・雑貨 エディオン
ケーズデンキ
コジマ
島忠・島忠ホームズ
ソフマップ
ハンズ
ドン・キホーテ
ニトリ
ノジマ
ビックカメラ
マツヤデンキ
ヤマダデンキ(テックランド・LABI)
ヨドバシカメラ
ラオックス
ロフト(一部除外店舗あり)
飲食店 石焼ステーキ贅
梅の花
かに道楽チェーン
木曽路
札幌かに本家
すしざんまいグループ
ステーキのどん
デニーズ
ホテル・旅館 第一ホテル
帝国ホテル
東急ホテルズ(一部除く)
プリンスホテル
ホテルオークラ
ホテル日航(一部除く)
ホテルニューオータニ
都ホテル
ワシントンホテル

※出典: UCギフトカードお取扱い店一覧(大型店・全国チェーン店)

UCポイントは有効期限が最大2年と決められているため、失効しないように使い道を考えながら貯めるのがおすすめです。

コンシェルジュサービスの利用で日常生活を快適に

UCプラチナカードではコンシェルジュサービスが付帯しており、積極的に活用すれば日常生活がより快適になるでしょう。

コンシェルジュサービスではデジタルパーソナルアシスタントが24時間365日に渡り、以下のサービスを提供しています。

コンシェルジュサービスの内容
  • 旅行に関する相談
  • 予約案内(レンタカー、レストラン、ゴルフ場 など)

Visaコンシェルジュ・LINEであれば、電話やメール、ライブチャットに加えてLINEにも対応しているため、お好きな方法で相談が可能です。

海外旅行傷害保険など充実の付帯保険

付帯保険が充実しているため、万が一の事態に見舞われたとしても安心して補償を受けられます。

UCプラチナカードが付帯している保険は、以下のとおりです。

UCプラチナカードの付帯保険
保険 最高補償額
海外旅行傷害保険 1億円
(利用付帯)
国内旅行傷害保険 5,000万円
(利用付帯)
ショッピング補償保険 年間300万円
通信端末修理費用保険 最大3万円(年1回まで)

※出典: UCカード公式サイト|Cカード よくあるご質問Q&A

UCプラチナカードでは、手厚い旅行傷害保険に加えて、ショッピング保険や通信端末修理費用保険まで充実の内容となっています。

通信端末修理費用保険では、スマートフォン、ノートパソコン、モバイルゲーム機などの通信端末が、落下や水没などで故障した際に、年1回まで最大3万円の修理費用補償を受けられます。

現代では、多くの人が通信機器を持っているため、「もしも」の時に頼れる心強い保険と言えるでしょう。

プラチナカードとして業界最安水準の年会費!

UCプラチナカードの年会費

UCプラチナカードは年会費が税込16,500円と、業界最安水準の年会費も魅力の一つです。

実際に、他社プラチナカードと年会費を比較してみました。

プラチナカードの年会費を比較
クレジットカード 年会費(税込)
UCプラチナカードの券面UCプラチナカード 16,500円
エポスプラチナカードの券面エポスカードプラチナ 30,000円
※年間100万円以上の利用で翌年以降は20,000円
※インビテーションで申込した人も20,000円
三井住友カード プラチナプリファードの券面三井住友カード
プラチナプリファード
33,000円
JCBプラチナの券面JCBプラチナ 27,500円
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カードの券面三菱UFJカード・プラチナ・
アメリカン・エキスプレス®・
カード
22,000円

多くのプラチナカードが年会費2万円超である中で、UCプラチナカードは年会費1万円台に収まっています。

さらに、UCプラチナカードの家族カード(税込3,300円)を1枚発行したとしても年会費は合計19,800円と、他社プラチナカードよりも安く済みます。

UCプラチナカードは「ステータスの高いプラチナカードを安く持ちたい」という方にうってつけのクレジットカードと言えるでしょう。

UCプラチナカードは、法人代表者、個人事業主の方向けの特典も付帯しています。

UCプラチナカードのビジネス向け特典
  • 最大700万円の大きな限度額(個別の審査で決定します)
  • FP(ファイナンシャルプランナー)・士業相談サービス
  • 請求書カード払い byGMO

また、空港ラウンジやグルメクーポン、コンシェルジュサービスもビジネスにおいても役立つ特典と言えるでしょう。

UCプラチナカードのデメリット

UCプラチナカードを発行する際は、以下3つのデメリットを押さえておきましょう。

UCプラチナカードのデメリット
  • 国際ブランドがVisaのみである
  • 利用額が1,000円未満ではポイントが付与されない
  • ポイントに有効期限がある

ひとつずつ解説します。

国際ブランドがVisaのみである

UCプラチナカードに対応している国際ブランドはVisaに限られ、MastercardやJCBは対応していない点に注意が必要です。

とはいえ、プラチナカードの場合、国際ブランドが選べないことは決して珍しくありません

プラチナカードの国際ブランド
クレジットカード 対応している国際ブランド
UCプラチナカード Visa
エポスカードプラチナ Visa
三井住友カードプラチナプリファード Visa
JCBプラチナ JCB
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード American Express

また、Visaは世界中で利用可能で加盟店舗数は1.3億店を超えるため、不便に感じることはないでしょう。

実際に、クレジットカード決済に対応している店舗であれば、どこでも利用できると言っても過言ではありません。

どうしてもVisa以外の国際ブランドを選びたいのであれば、Mastercardにも対応しているUCゴールドカードをご検討ください。

1,000円未満の端数にはポイントが付与されない

UCプラチナカードは、1ヵ月のカード利用合計金額1,000円ごとに2ポイントのUCポイントが付与されます。

そのため、月の合計利用金額に1,000円未満の端数がある場合、その部分にはポイントが付与されません

参考までに、他社のプラチナカードのポイント付与ルールと比較してみました。

プラチナカードのポイント付与ルール
クレジットカード 付与されるポイント 金額(税込)とポイント数
UCプラチナカード UCポイント 1,000円につき2ポイント
エポスカードプラチナ エポスポイント 200円につき1ポイント
三井住友カードプラチナプリファード Vポイント 200円ごとに1ポイント
JCBプラチナ Oki Dokiポイント 1,000円ごとに1ポイント
三菱UFJカード・
プラチナ・アメリカン・
エキスプレス®・カード
MUFGカード・プラチナ・
アメリカン・エキスプレス®・
カード グローバルポイント
1,000円につき1ポイント
dカード PLATINUM dポイント 100円につき1ポイント

税込100円や200円ごとにポイントが付与されるクレジットカードもあるため、少額決済が多い場合は、これらのカードの利用を検討してみるのもよいでしょう。

ポイントに有効期限がある

UCプラチナカードでは決済額に応じてUCポイントが付与されますが、有効期限が最大2年間と定められている点に注意してください。

以前までは有効期限が無期限の永久不滅ポイントが付与されていましたが、2023年10月よりUCポイントへ変更となりました。

当社発行の一部カードでご利用いただいている「永久不滅ポイント」は、「UCポイント」に変わります。

引用元:ポイントサービス変更のお知らせ|UCカード

UCポイントは毎年10月の支払い分から1年間を「UCポイント獲得期間」と定めており、獲得期間終了日の翌年同月末を持ってポイントが失効します。

UCポイントの有効期限
ポイント獲得期間 20xx年10月〜20xx+1年9月
(20xx年10月引き落とし分~20xx+1年9月引き落とし分)
UCポイントの有効期限 20xx+2年9月30日

※出典: UCポイント(にこにこプレゼント)とは?

ポイントを失効させて無駄にしてしまうことが無いように計画的にポイントを利用することが大切です。

他のクレジットカードを検討したい場合は検索もご利用ください。

UCプラチナカードの年収の目安は?審査は厳しい?

UCプラチナカードはステータスの高いクレジットカードであるため、誰でも申込ができるわけではありません

人によっては「年収××万円以上でないと、プラチナカードは保有できない」と聞いたことがある人もいるでしょう。

UCプラチナカードでは、発行条件として「安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)」と定めているものの、年収の基準は公表していません

そのため、プラチナカードを保有できるかどうかは、実際に審査を受けてみないとわからないというのが正直なところです。

しかし、審査結果がどう転ぶのかわからない以上は、安定した収入がある方は審査を受けてみてはいかがでしょうか。

UCプラチナカードの損益分岐点は?

UCプラチナカードの損益分岐点

UCプラチナカードはプラチナカードの中では年会費が安いとはいえ、16,500円(税込)の年会費の元を取れるかどうかは気になる方も多いと思います。

そこでここからは、UCプラチナカードの損益分岐点を算出してみました。

ポイント還元で元を取る場合

UCプラチナカードで決済した場合に還元されるポイントに限定した場合の損益分岐点は、165万円(税込)です。

実際の計算の流れは、以下のとおりです。

シミュレーションの前提
  • UCプラチナカードでは税込1,000円ごとに2ポイントが付与
  • 1ポイント=5円として計算
計算方法
  • 年会費16,500円(税込)に相当するポイント数は3,300ポイント(=16,500÷5)
  • 3,300ポイントを獲得するために必要な金額は年間165万円(=3,300ポイント×1,000÷2)

1ヶ月平均で13.75万円を決済すれば、還元されるポイントにより年会費を相殺できます。

なお、年間1,000ポイント以上獲得すると、年間利用ボーナスポイントとして、750円相当[1]のポイントも手に入ります。

さらに利用方法によっては、「1年間のうち10ヶ月の利用で100ポイント」や「シーズナルギフトとして最大1,500ポイント(500ポイント×最大3回)」も手に入れることもできます。

シーズナルギフトを獲得できれば、損益分岐点に必要な1年間の利用額を一気に引き下げられます。

例えば、年間100万円利用してシーズナルギフトを2回受取った場合、獲得できるポイントは以下のとおりです。

年間100万円利用してシーズナルギフトを2回受取った場合のポイント
項目 ポイント数 獲得金額相当[1] ポイント還元率・条件
通常ポイント 2,000ポイント 10,000円相当 1%還元
シーズナルギフト 500ポイント×2 5,000円相当 3ヶ月ごとに50万円利用で獲得
年間利用ボーナス 150ポイント 750円相当 年間1,000ポイント以上の獲得

合計:15,750円相当[1]のポイントを獲得できます。

この時点で、ほぼ年会費(16,500円)が相殺できますが、完全に相殺するには、追加で75,000円の利用が必要です。((年会費16,500円 – 15,750円相当) ÷ 0.01 = 75,000円[1]

年間100万円利用してシーズナルギフトを2回受取る+75,000円のカード利用を行うことで、年会費(税込16,500円)をカバーすることができます。

シーズナルギフトを2回受取るためには、3か月ごとに50万円の利用が必要なのでUCプラチナカードを利用するタイミングにも注意しましょう。

通常のポイント還元で年会費を相殺するためには165万円(税込)程度の利用が必要な計算ですが、シーズナルギフトを活用することで、107万円(税込)程度まで損益分岐点を下げることができます。

付帯サービスを利用する場合

UCプラチナカードに付帯されているサービス次第では、利用するだけで年会費分の元を取れる可能性があります。

例えば、国内空港ラウンジは1回当たり1,000~1,500円程度で利用できるため、年間利用回数が12~17回であれば、年会費分の元を取れます

また、UCプラチナカードにはプライオリティ・パスが付帯しています。

このプライオリティ・パスは、通常最安のプランでもUS$99(15,205円、1ドル=155円、2025/1/12現在)であり、かつこのプランの場合1回ラウンジを利用するごとにUS$35(5,376円、1ドル=155円、2025/1/12現在)必要です。

そのため、UCプラチナカードのプライオリティ・パスを1回利用するだけで年会費を上回る特典を受けられることになります。

グルメクーポンは対象店舗および割引額は明示されていないものの、1人当たり16,500円以上のサービスであれば、割引額が年会費を上回ります。

UCプラチナカードのサービス利用時の損益分岐点
付帯サービス 金額 損益分岐点
国内空港ラウンジ 1回当たりの利用料1,000~1,500円 12~17回程度の利用が損益分岐点
プライオリティ・パス US$99~(15,205円、1ドル=155円、2025/1/12現在)
ラウンジ利用料US$35/回(5,376円、1ドル=155円、2025/1/12現在)
1回でも利用すれば元が取れる
グルメクーポン 利用店舗により異なる 1人あたり16,500円以上のコースを予約した場合に元が取れる

付帯サービスの利用状況によっては、ポイント獲得を狙わなくても元を取れる可能性があります。

UCプラチナカードの元を取りたい方は、ご自身の状況に応じてカードを利用してみてください。

UCプラチナカードの申し込み方法は?

UCプラチナカードの申込み手順は、以下のとおりです。

UCプラチナカードの申し込み方法
  1. 公式ホームページにある「今すぐ申し込む」をクリック
  2. 移行先のページの中央部にある「同意のうえ、入力画面へ進む」をクリック
  3. 申込者基本情報を入力する(名前・生年月日・運転免許証番号 など)
  4. 支払い口座を設定する
  5. 入会審査を受ける
  6. 審査に問題なければカードが発送される(最短5日で自宅に郵送)

入力自体は5分程度で完了する内容で、申込から最短5日程度でカードが郵送されます。

申込の際には、運転免許証と引き落とし先口座が必要となります。

スムーズに手続きを進められるように、あらかじめ用意しておきましょう。

UCプラチナカードのキャンペーン

UCプラチナカードのキャンペーン
  • 新規入会し、Apple Pay/Google Payを利用するとご利用額の最大20%キャッシュバック!(上限4万円、2025/7/1~9/30)

UCプラチナカードに関するQ&A

Q

UCプラチナカード 年会費を無料にする方法はある?

A

年会費無料キャンペーンはないものの、ポイント還元や特典により元を取る方法はあります。

ポイント還元のみで元を取る場合、シーズナルギフトなどを活用した場合3か月間で50万円ずつの利用を2回で合計100万円+75,000円のカード利用で、年会費(税込16,500円)をカバーすることができます。

なお、過去には新規入会者を対象に「初年度年会費無料キャンペーン」を実施していたこともあるようです。

キャンペーンが再開するかどうかは不明ですが、定期的にチェックしてみるのもよいでしょう。

Q

UCプラチナカードの利用限度額を教えて

A

最大700万円となります。

ただし、クレジットカードの利用限度額は申込者によって異なるため、全員が700万円となるわけではありません。

年収や信用情報によっては、700万円よりも大幅に下回ることもあると考えてください。

Q

UCプラチナカードはApple Payに対応している?

A

対応しています

iPhoneを使っている方は、忘れずに連携しておきましょう。

また、Apple Payの他にもGoogle PayやQUIC Payにも対応しています。

Q

UCプラチナカードのプライオリティ・パスは同伴者にも適用される?

A

無料特典は適用されず、別途料金がかかります。

また、会員本人についても年7回以上の利用の際に別途料金が発生するため、利用した回数を把握しておきましょう。

Q

UCプラチナカードに申込するためにはインビテーションが必要?

A

インビテーションなしでも申込は可能です。

公式ホームページより申込ページへ移行できるため、そちらから手続きを進めましょう。

Q

UCプラチナカードはどのような券面?ナンバーレスに対応している?

A

ナンバーレスに対応しており、表面は黒を基調とした高級感のあるデザインとなっています。

対照的に、カード番号が表面に記載されている従来式のデザインは申込できません。

Q

UCプラチナカードの審査期間はどのくらい?

A

審査期間は非公表となっています。

ただし「申込から最短5日でお届け」を謳っていることから、審査日数はさほどかからないでしょう。

Q

UCプラチナカードの解約手順を教えて

A

UCプラチナカードを解約する際は、電話にて進めることになります。

具体的な手順は、以下のとおりです。

UCプラチナカードの解約方法
  1. カードごとに指定されている問い合わせ先の電話番号を調べる
  2. 指定された電話番号にかけて、解約の旨を伝える

電話番号を調べる際は、「UCカードのお問い合わせページ」へアクセスしてください。

なお、UCプラチナカードを解約すると家族カードやETCカードも利用できなくなります。

利用する予定がないことを確認したうえで、解約手続きを進めましょう。

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