ソフトバンクGは25日線足場に戻り足、ナスダック高とアリババ株の急伸が追い風
ソフトバンクグループ<9984>が買い優勢で始まり3日続伸、25日移動平均線を足場に上げ足を強めている。前日の米国株市場では米長期金利の低下を背景にハイテク株が幅広く買い戻され、ナスダック総合株価指数は続伸した。同指数はここ下落基調にあったが週央を境に下げ止まる動きをみせ、投資家のセンチメントも改善の方向をたどっている。また、そうしたなか前日はソフトバンクGが出資する中国電子商取引最大手のアリババ集団<BABA>が8%高と値を飛ばしており、これもポジティブ材料と捉えられている。ソフトバンクGは株式需給面も改善している。信用取組はここ売り残が増加する一方で買い残が減少傾向にあり、日証金も売り長状態が続いていることで買い戻しによる浮揚力が働きやすい。
出所:MINKABU PRESS
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