ファストリが一時4000円超の急落、先物主導のインデックス売りの影響が反映
ファーストリテイリング<9983>が急落、一時下げ幅は4000円を超え、日経平均へのマイナス寄与度で群を抜く状況となっている。国内の既存店売上高は足もと回復傾向にあるが、世界景気減速が意識されるなか、売上高の半分を海外で稼ぐ同社にとって業績の先行き不安が根強いという見方が市場では指摘されている。ただ、きょうは先物主導で日経平均の下げが助長されており、同社株には株式需給面からインデックス売り圧力が株価の押し下げ要因となっている面も強い。需給主導で下げ過ぎとの判断も働くところで、5万7000円大台近辺では短期リバウンド狙いの買いも入っているようだ。
出所:MINKABU PRESS
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