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【杉村富生の短期相場観測】 ─ 波乱相場での投資家の生きる道とは…?

株式評論家 杉村富生

「波乱相場での投資家の生きる道とは…?」

●なぜ、ボラティリティがこんなに高いのか?

 これは改めて述べるまでもないことだが、日本の株式市場はボラティリティ(株価変動率)が極めて高いマーケットである。乱高下を繰り返している。この背景には(1)機関化現象の進展、(2)外国人主導のマーケット、(3)先物、システム売買、アルゴリズム取引といった新しい投資手法の登場、(4)運用スタイルの変化(短期・順張りが主流に)……などの要因があろう。

 筆者はかねてより、現状を正しく認識しリスク・マネジメントを徹底せよ、マーケットの特性を理解し行動せよ、と主張してきた。マーケットの特性とはボラティリティの高さだ。これが変わるのは難しい。いや、むしろ、当局はハイ・フリークエンシー・トレーディング(超高速取引)の利便性を高め、注文執行速度を上げようとしている。

 ここには残念なことに、「投資の時代」の理念とか、個人投資家を守ろうといった概念はかけらもない。しかし、これが現実だ。嘆いていても始まらない。個人投資家としては投機筋の逆手をとるか、外部環境、先物、ヘッジファンドなどの影響を受けにくい銘柄にマトを絞るしかない。これが個人投資家の生きる道!である。

●売り方は売り崩せず、あせっている?

 もちろん、この相場は弱気筋が唱えているように、ズルズルと下がる状況にはない。委託売買代金シェアの6~7割を占める外国人は1~10月に現物を4.3兆円、先物を6.7兆円、計11兆円売り越した。しかし、今年の日経平均株価の安値(ザラバ)は3月が2万0347円、10月が2万0971円だ。2万円のカベを売り崩せなかった。彼らは彼らなりにあせっているのではないか。

 株価が意外にしぶといのは、企業の稼ぐ力(価値)が要因としてある。現在、日経平均の1株利益=EPS(予想ベース)は1778円だ。PERは12.34倍にすぎない。EPSは史上最高水準なのに、PERは数年来の最低水準である。

 ちなみに、世界平均のPERは13.9倍だ。単純に世界平均並みに買うと、2万4850円(1778×13.9)の上値のメドを設定できる。現状の2万1000円前後の水準でオタオタすることはないじゃないか。ここはこの価値を信じ、安いところは断固買うに限る。

 物色面ではやはり、テーマ性を有する元気な小物にマトを絞りたい。具体的にはホテルシステムを手広く手掛け、業績が急浮上を示しているNCS&A <9709> [東証2]、電子ビーム装置のホロン <7748> [JQ]、EC(電子商取引)のジェネレーションパス <3195> [東証M]、ポケトークのソースネクスト <4344> 、その関連のネオス <3627> 、出直り態勢のGA technologies <3491> [東証M]などに注目できる。

2018年12月6日 記

株探ニュース

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