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9062日本通運

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日通は大幅反発、21年3月期業績予想を一転営業増益へ上方修正し自社株買いも実施へ

 日本通運<9062>は大幅反発し昨年来高値を更新している。1月29日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆円から2兆500億円(前期比1.5%減)へ、営業利益を550億円から720億円(同21.6%増)へ、純利益を400億円から530億円(同3.0倍)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。

 国際貨物の輸送需要の伸長に加えて、各種費用の削減効果が想定以上に推移したことが利益を押し上げた。なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)業績は、売上高1兆4987億円(前年同期比4.3%減)、営業利益490億6400万円(同8.9%増)、純利益441億300万円(同41.0%増)だった。

 あわせて200万株(発行済み株数の2.14%)、100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月1日から3月24日までで、株主への利益還元と資本効率の向上を図るためとしている。

出所:MINKABU PRESS

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