三菱UFJなどメガバンクの上値重い、マイナス金利の深堀りを警戒
全体相場が反騰態勢を強めるなか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>など内需の中軸であるメガバンクは上値の重さが目立つ。
29日までの日程で行われる日銀の金融政策決定会合で、追加緩和期待が膨らんでいるが、そのなかで国債やETFの買い入れ枠拡大などの量的緩和に加え、銀行収益に逆風となるマイナス金利幅の拡大のカードが切られる可能性もあり、これを警戒するかたちで買いが手控えられている。
27日付の日本経済新聞では、三菱UFJなど3メガバンクの16年4~6月期決算は、日銀が2月に導入したマイナス金利政策の影響で融資業務が落ち込み、最終利益が前年同期比3割程度の減益となったもよう、と報じており、投資家の不安心理を助長しているようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
29日までの日程で行われる日銀の金融政策決定会合で、追加緩和期待が膨らんでいるが、そのなかで国債やETFの買い入れ枠拡大などの量的緩和に加え、銀行収益に逆風となるマイナス金利幅の拡大のカードが切られる可能性もあり、これを警戒するかたちで買いが手控えられている。
27日付の日本経済新聞では、三菱UFJなど3メガバンクの16年4~6月期決算は、日銀が2月に導入したマイナス金利政策の影響で融資業務が落ち込み、最終利益が前年同期比3割程度の減益となったもよう、と報じており、投資家の不安心理を助長しているようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)