三菱UFJなどメガバンク軟調、米長期金利横目に下値模索
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは引き続き上値が重い。北朝鮮問題や中東情勢など世界的な地政学リスクの高まりが、安全資産である債券への資金流入を誘っている。直近の米長期金利は2.24%近辺で下げ止まっているものの、なお先安観が強い。本格化する米大手金融機関の決算にも注目が集まるなか、前週発表されたJPモルガンなどの好決算も株価は反応薄で軟調に推移しており、東京市場でも米金利の低下が収益機会の減少につながる三菱UFJなどメガバンクには買いが入りにくくなっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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