三菱重は上昇波動鮮明で年初来高値更新、防衛関連の中核銘柄として投資資金流入続く
三菱重工業<7011>は上昇波動鮮明、110円高の4999円まで上値を伸ばし年初来高値を更新した。修正後株価で2017年2月以来、約5年3カ月ぶりの5000円大台にあと1円に迫った。総合重機メーカーのトップで、艦艇や戦車、戦闘機など陸・海・空すべてを網羅し、国内防衛産業を担う代表的な存在となっている。岸田首相はバイデン米大統領との日米首脳会談を経て、防衛費予算を大幅増額する方針を明示しており、同社は国策に乗るシンボルストックとして、機関投資家とみられる継続的な買いを集めている。株価は年初から一貫して上昇を続けているが、日本の国防を担う中核銘柄としてPBR1倍近辺は割安感が依然として強いとの見方がある。
出所:MINKABU PRESS
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