貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6981 村田製作所

東証P
2,875.5円
前日比
-28.0
-0.96%
PTS
2,876.1円
14:59 05/01
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.1 2.13 1.88 8.46
時価総額 58,299億円
比較される銘柄
TDK, 
京セラ, 
太陽誘電

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:北陸電工、郵船、不動テトラなど


<6707> サンケン電 7445 -330
大幅続落。米SOX指数の連日の下落によって半導体関連株が本日は全般売り優勢の流れとなっており、同社にもその影響が波及した。また、同社に関しては能登半島地震の影響も懸念された。石川サンケンの生産拠点(堀松工場、志賀工場、能登工場)が震源に近く、生活インフラなどへの影響も大きいことから、被害状況の調査に一定の時間が必要な状況となっている。調達・物流面の影響についても確認を進めている状況としている。

<6444> サンデン 213 +14
連日の急伸。米グループ会社のSanden Internationalが生産体制拡充のため、北米エリアでは初となるEV向け電動コンプレッサーの生産ラインを本格稼働させたと28日に発表。株価の値頃感の強さも相まって、買い続いた。北米での年間生産台数は60万台となり、グローバル全体で電動コンプレッサーの生産可能台数は300万台となるもよう。EV向けへの展開強化による今後の収益改善期待が高まる形に。

<1930> 北陸電工 1209 +187
急騰で上昇率トップ。同社は北陸電力の子会社で、北陸を地盤とする電気工事会社。1日に発生した能登半島地震を受けて、電力設備や空調管など復興需要の急拡大が想定される状況となっており、業績インパクトも大きいとの見方が先行。北陸地盤の建設関連会社では、同社の他、福田組、植木組、大谷工業、三谷セキサンなどの上昇が目立っている。

<2753> あみやき 4110 +285
大幅続伸。24年3月期の第3四半期決算を本日発表している。累計営業利益は13.7億円で前年同期の0.5億円から急拡大、10-12月期も4.3億円で前年同期比4.1倍の水準となっている。国内の人流回復で各セグメントともに大きく売り上げを伸長させているほか、ニュールックの子会社化効果も寄与しているもよう。据え置きの通期予想18億円、前期比4.3倍の超過達成期待は一段と高まる状況に。

<6981> 村田製 2908 -85
大幅続落。米アップルが今年に入って2営業日で4.3%安と大幅に下落、アップル関連とされる同社など電子部品株の一角に売りが波及する展開となった。バークレイズ証券がアップルの投資判断を「アンダーウェイト」に、目標株価も160ドルに引き下げた。販売台数やiPhone15のラインアップを考慮すると見通しは引き続きネガティブで、iPhone16の魅力を高めるアップグレードもなさそうだとしているもよう。

<9501> 東京電力HD 755 +16.5
大幅続伸。柏崎刈羽原発に関して原子力規制委員会が27日に運転禁止命令を解除するなど、足元で再稼働への期待も高まっていたが、今回の能登半島地震発生を受けて先行き不透明感も台頭、一時は59.5円安まで下落する展開に。ただ、今回の地震を受け、柏崎刈羽原発1-7号機の原子炉に異常はなく、核燃料を冷却保管する装置も正常に作動、外部への放射能の影響もないとされており、過度な懸念は徐々に後退の方向に。

<9101> 郵船 4730 +359
大幅反発。大手海運軒並み高で、海運セクターが業種別上昇率のトップに。デンマークのAPモラー・マースクでは、フーシ派による紅海での商船への攻撃が相次ぐ中、コンテナ船の紅海航行を当面停止すると発表している。コンテナ運賃の先行き一段の上昇が想定される状況となっているようだ。なお、12月29日時点のSCFIは1759.57、22日時点の1254.99から約4割の急上昇となっている。

<1813> 不動テトラ 2437 +176
大幅続伸。1月1日に最大震度7を観測する能登半島地震が発生、建物倒壊や津波による甚大な被害が明らかになっている。今後は復興に向けた取り組みの活発化が想定される中で、本日は震災関連と位置付けられる同社や日特建設、ライト工などの他、大手ゼネコンも含めて建設株の一角に買いが向かっている。新潟県最大のゼネコンとされる福田組などは上昇率上位に入った。

<2685> アダストリア 3350 -125
大幅続落。昨年末に第3四半期決算を発表。累計営業利益は163億円で前年同期比46.0%増となったが、9-11月期は59.9億円で同7.1%増と増益率が鈍化する形になった。国内子会社の決算期変更の影響が6億円ほどプラス寄与したとみられる中、市場の期待値には届かない格好となったもよう。残暑や暖冬の影響により冬物アウターの販売などが軟調であったほか、人件費・設備費増などのコスト負担も重しに。

<6920> レーザーテック 35220 -1950
大幅続落。2024年に入って米SOX指数が連日の大幅安、2日は3.7%安、3日も2.0%安となった。欧米の利下げペースが市場の期待ほどは速まらないとの見方が台頭、米10年債利回りが一時4.0%台に上昇、ハイテク株安につながった。東京市場でも半導体関連に売りが波及、同社の他、アドバンテス、ディスコ、KOKUSAI、東エレクなどの主力株、日マイクロ、野村マイクロなど中小型株まで幅広く売りが優勢に。
《ST》

 提供:フィスコ

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