デンソーは軟調、円安進行も通期最終利益予想は据え置き
デンソー<6902>は軟調。朝方は売りが先行した同社株だが、午前11時10分に発表された23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を受けて買い向かう動きも限られた。通期の最終利益予想がコンセンサスを下回る水準で据え置かれたことなどが株価の重荷となったようだ。
4~9月期は売上高に相当する売上収益が前年同期比16.9%増の3兆201億1400万円、最終利益は同6.1%減の1057億9800万円だった。通期の業績予想は4~9月期の実績や為替の動向などを反映し、売上収益予想のみ上方修正。最終利益予想は前期比43.2%増の3780億円で据え置いた。3910億円近辺とみていた市場のコンセンサスを下回っている。
更に、4~9月期の最終利益の進捗率は約28%と低調だった。営業利益段階では、固定費や部材・物流費、素材・エネルギーコストなどの減益要因が、円安や合理化努力などの増益要因を上回った。
出所:MINKABU PRESS
4~9月期は売上高に相当する売上収益が前年同期比16.9%増の3兆201億1400万円、最終利益は同6.1%減の1057億9800万円だった。通期の業績予想は4~9月期の実績や為替の動向などを反映し、売上収益予想のみ上方修正。最終利益予想は前期比43.2%増の3780億円で据え置いた。3910億円近辺とみていた市場のコンセンサスを下回っている。
更に、4~9月期の最終利益の進捗率は約28%と低調だった。営業利益段階では、固定費や部材・物流費、素材・エネルギーコストなどの減益要因が、円安や合理化努力などの増益要因を上回った。
出所:MINKABU PRESS