貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6857 アドバンテスト

東証P
5,222円
前日比
+115
+2.25%
PTS
5,177円
23:18 05/07
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
57.5 8.94 10.06
時価総額 48億円
比較される銘柄
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<注目銘柄>=アドテスト、半導体関連のリベンジ相場に乗る

 アドバンテスト<6857>は今月11日にマドを開けて急騰したが、その後も目先筋の利食いをこなし上値指向を継続、ここは大勢二段上げを見込んで強気に対処したい。半導体製造装置の後工程を担う試験装置の大手で、DRAM用テスターでは世界首位の実力を有する。足もとの業績は絶好調といってよく、22年7~9月期業績は営業利益段階で前年同期比倍増となる431億3300万円を達成した。スマートフォンやパソコン向け需要が停滞するなかも、データセンター向けなどが大きく伸びて収益を押し上げている。

 更に下期(22年10月~23年3月)の見通しについても豊富な受注残を武器に利益成長に陰りはない。23年3月期通期の営業利益は前期比48%増の1700億円を見込んでいる。半導体市況は目先需給悪化が指摘されているものの、同セクターの関連銘柄は概ね株価に織り込み済みで、次の拡大サイクルを先取りするリベンジ相場の流れとなっている。中期的には、半導体の数量増だけでなく、回路線幅の超微細な次世代半導体に対する需要が高まるなか、試験装置分野における同社の高い技術力が改めて見直されそうだ。(桂)

出所:MINKABU PRESS

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