ルネサスが急反発、23年12月期最終3割増益確保と自社株消却など好感
ルネサスエレクトロニクス<6723>が急反発、一時6%を超える上昇で2500円台まで上値を伸ばした。上値抵抗ラインとして意識された25日移動平均線も上抜いてきた。同社が午前9時に開示した23年12月期決算は最終利益が前の期比31%増の3370億8600万円と大幅な伸びを果たした。トップラインは自動車向けマイコンが好調だった一方、スマートフォンやパソコン市場の軟化が足を引っ張り小幅減収となったが、円安効果なども追い風に最終利益は3割強の伸びを確保している。また同日、発行済み株式数の約4.5%に相当する8783万株強の自己株式消却(消却予定日は29日)も発表しており、これもポジティブ視されている。
出所:MINKABU PRESS
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