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東エレクは8日ぶり反落、キオクシアの上場延期は懸念材料で東芝はウリ気配スタート

 東京エレクトロン<8035>は利益確定売りに押され8日ぶりに反落。株価は前週末まで直近7営業日で2000円近い上昇をみせており、目先利益確定の売り圧力が観測される。前週末の米国株市場ではハイテク株中心に買いが入りNYダウなど主要株価指数は軒並み上昇したが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続伸しており、これが同社株にはポジティブ材料。ただ、10月6日に鳴り物入りでの新規上場が期待されていた半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス<6600>が、米中摩擦を背景とした中国通信機器大手ファーウェイへの製品出荷が困難となっていることなどを理由に上場を延期すると発表したことは、半導体関連株全般に逆風となる。特にキオクシアの株主である東芝<6502>は、上場時に株式売却による資金調達を予定していただけにその影響を受けやすい状況にあり、株価もウリ気配スタートで4日続落となっている。

出所:MINKABU PRESS

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