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6257 藤商事

東証S
1,255円
前日比
-23
-1.80%
PTS
1,254円
22:56 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.2 0.62 4.38 21.60
時価総額 306億円
比較される銘柄
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マミヤOP
決算発表予定日

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藤商事 Research Memo(4):「Pサラリーマン金太郎」等が計画を上回る販売台数を達成


■藤商事<6257>の業績動向

2. パチンコ機・パチスロ遊技機の販売状況
2023年3月期のパチンコ遊技機の販売台数は前期比15.9%減の66千台となった。期初計画の71千台を下回ったが、業績が予想以上に伸張したことで、予定していた機種の投入を2024年3月期に先送りしたことが主因となっている。新規タイトルとしては「PストリートファイターV」(2022年5月発売、ミドル機)、「Pサラリーマン金太郎」(同年7月発売、ミドル機)、「Pシンデレラブレイド」(同年8月発売、ライトミドル機)、「P新・遠山の金さん」(同年10月発売、ライトミドル機)の4タイトルを投入し、そのほか「Pとある科学の超電磁砲(レールガン)最強御坂ver.」(2023年2月発売、ライト機)などシリーズ機種を継続販売した。

新規タイトルの稼働状況はいずれも順調だったようで、特に「Pサラリーマン金太郎」についてはスペック面での評価が高かったことや、原作漫画・アニメのファンからの支持も集めて高稼働が続き、当初計画を上回る販売台数となった。また、シリーズ機種となる「Pとある科学の超電磁砲(レールガン)最強御坂ver.」の販売も好調に推移したようで、人気の高さを裏付ける格好となった。なお、1台当たり平均販売単価は販売ミックスの改善と価格戦略が奏功し、前期比5.1%上昇の377千円となった。

一方、パチスロ遊技機の販売台数は前期比633.2%増の22千台と急増し、期初計画の14千台に対しても大きく上回った。前期は1機種のみだった新規タイトルを「SFAIRY TAIL2」(2022年7月発売、AT 6.5号機)、「SLOTとある科学の超電磁砲(レールガン)」(同年10月発売、AT6.5号機)、「パチスロ緋弾のアリアII」(2023年1月発売、AT6.5号機)、「Lゴブリンスレイヤー」(同年3月発売、スマートパチスロ(以下、スマスロ))と4機種投入したことによる。特に、「SLOTとある科学の超電磁砲(レールガン)」はスペック面での評価が高く、またパチンコ遊技機と同様にアニメファンからの支持も多く集めたことで高稼働を記録し、販売台数も計画を大幅に上回った。また、「Lゴブリンスレイヤー」は同社初のスマスロとなり、4月中旬のホール導入に向けて一部の販売を実施した。なお、1台当たり平均販売単価は、前期比29.7%上昇の420千円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《YI》

 提供:フィスコ

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