貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5401 日本製鉄

東証P
3,310.0円
前日比
-100.0
-2.93%
PTS
3,315円
23:57 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.2 0.64 4.83 37.76
時価総額 31,463億円
比較される銘柄
JFE, 
神戸鋼, 
大同特鋼

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日本製鉄が6連騰、グロース株シフトのなかも静かに底入れ気配

 日本製鉄<5401>の上値指向が鮮明、きょうで6連騰となり上値抵抗ラインとなっている75日移動平均線との下方カイ離を急速に縮めている。ここ最近は米長期金利の急低下を背景に日米でグロース株への投資マネー還流が観測され、相対的にバリュー株にとって風向きの悪い地合いとみられているが、バリュー系の代表格である同社株は前週後半を境に底入れ気配となっている。粗鋼生産の国内トップで生産技術は世界でも屈指だが、足もとでは業績先行きへの不透明感が警戒されていた。鉄鋼市況は世界的に低調で、特に中国の景気減速に伴う需要減退懸念と鉄鉱石などの原料コスト上昇の同時進行が、株価の上値を押さえていた。しかし、同社株のPERは7倍強でPBRは0.6倍台と割安感が際立つほか、今期減配予想ながらも4.5%近い配当利回りが着目されている。中国も経済対策効果が今後は期待されることで、市場関係者からは「鉄鋼セクターも今見えている悪いシナリオは株価にほぼ織り込んだ」という見方も出ている。

出所:MINKABU PRESS

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