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4720 城南進学研究社

東証S
362円
前日比
-17
-4.49%
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-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.55
時価総額 32.4億円
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城南進研 Research Memo(8):2023年3月期は会社計画を下回る可能性があるものの、黒字確保を目指す(2)


■城南進学研究社<4720>の今後の見通し

(5) グループ子会社
a) 乳幼児・児童教育関連
乳幼児・児童教育関連のうち、城南ナーサリーや城南フェアリィーなど小規模認可保育園(0歳児~3歳児未満対象)については、「城南ルミナ保育園」と同様、前期比横ばい見込みとなっているが、第2四半期までの進捗状況からすると、通期でも若干の増収となる見通しだ。

城南KIDSについては、既存校の生徒数増加により前期比15%増収を計画していたが、第2四半期までの進捗状況からすると通期でも前期並みの水準に留まる見込みだ。なお、「トレスター・インターナショナル・スクール」については、小学生低学年からの英語力向上ニーズが高まっていることから、時期は未定ながらもそのノウハウをパッケージ化してFC展開する予定となっている。

b) 英語教育関連・スポーツ関連・その他
リンゴ・エル・エル・シー及びアイベックの売上高は、コロナ禍が長引いている状況を見て、2023年3月期も前期比横ばい水準で計画していたが、既述のとおりやや苦戦しており、通期でも減収となる可能性がある。「城南コベッツ」を通じた英語教育サービスについては着実に伸びているものの、その影響はまだ軽微だ。ただ、コロナ禍が収束し、再び海外留学や海外出張のニーズが復活すれば、これら子会社の収益も回復する可能性が高い。

久ケ原スポーツクラブの売上高については、前期比横ばい水準を見込んでいる。第2四半期累計では増収となったが、2022年11月に2週間、修繕工事で営業を休止した影響による。スイミングスクールの会員数は既に上限近くに達しており、「デキタス」や「りんご塾」等の各種教育サービスを伸ばすことによって前期並みの売上確保を目指す。イオマガジンも「デキタス」のコンテンツ開発に注力しており、売上高は前期比横ばい水準を計画している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《YI》

 提供:フィスコ

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