貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4481 ベース

東証P
3,445円
前日比
+40
+1.17%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.7 5.32 2.96 230
時価総額 647億円
比較される銘柄
ITFOR, 
さくらKCS, 
DTS
決算発表予定日

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<動意株・15日>(大引け)=ニイタカ、TOW、戸田工など(その1)

 ニイタカ<4465>=上場来高値更新。同社はきょう、各施設で導入が増えているアクリル製パーティションなど飛沫感染防止設備のウイルス除去ニーズに対応するため、ニューノーマル対応洗浄剤「ケミガード ふいてウイルス除去」を新たに発売すると発表。新型コロナウイルス感染症に対する警戒感が依然として続くなか、これが株価を刺激しているようだ。この製品は、作業性を考慮した2度ぶき不要のウイルス除去クリーナーで、経済産業省及び製品評価技術基盤機構(NITE)で公表されている界面活性剤を2種配合。アクリル製パーティション、フェイスガード、ビニールカーテンなどに使用でき、洗浄・除菌・除ウイルスが同時にできるため、ガイドラインに沿った店舗・施設運営が簡単に行えるという。

 テー・オー・ダブリュー<4767>=後場急上昇。午後1時30分ごろ、20年6月期の連結業績予想について、売上高を174億2400万円から193億6000万円(前期比18.9%増)へ、営業利益を21億200万円から22億1200万円(同10.9%増)へ、最終利益を14億700万円から14億8600万円(同10.5%増)へ上方修正したことが好感されている。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う案件の中止や延期、国際的イベントの延期に伴う案件の中止や延期があった一方で、感染拡大防止に対応した各種オンラインプロモーション施策の実施や、上期に引き続き官公庁・団体の扱いの伸長などがあり、売上高を押し上げた。また、付加価値の高い提案による適正利益の確保や原価管理の徹底を全社的に推進したことに加えて、新型コロナウイルス感染拡大に応じた販管費の一部抑制なども寄与した。

 戸田工業<4100>=大幅反発。この日の午前中、電気自動車(EV)向けの非接触給電用厚膜超大判フレキシブルフェライトシートを製品化したと発表しており、これが好感されている。従来のEV向け非接触給電では、一般的にはプレス成形のフェライトが使用されている。ただ、同用途では非常に大きなサイズのアンテナコイルが必要とされていることから、同社ではシート成膜技術を利用し、プレス成形では困難な超大判のフレキシブルフェライトシートを製造することも可能としている。同社では今回、サンプル出荷を開始しており、25年を目標に年間100万台規模の供給能力を構築するとしている。

 ベース<4481>=急反騰。前週末12日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を53億9400万円から60億300万円へ、営業利益を9億4000万円から12億400万円へ、最終利益を6億4200万円から8億500万円へ上方修正したことが好感されている。引き続きIT投資需要が好調だったことに加えて、想定していなかった案件への参画や領域の拡大が寄与した。なお、前年同期は四半期決算を開示していないため比較はない。

最終更新日:2020年06月15日 15時06分

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