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4308 Jストリーム

東証G
376円
前日比
-3
-0.79%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
25.6 0.90 3.72
時価総額 106億円
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Jストリーム---2Qは減収減益も、EVC領域(医薬以外)が順調に推移


Jストリーム<4308>は27日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.1%減の59.03億円、営業利益が同27.8%減の7.73億円、経常利益が同28.9%減の7.63億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.6%減の4.59億円となった。

EVC領域(医薬)は、主力となるWeb講演会用途のライブ配信や、イベント実施に伴う集客や諸手配といった領域において、製薬企業のDX展開推進に伴う受注は継続している。しかし、日本の医薬品市場の成長が諸国のそれを下回る状況が続いている中、主力顧客の販売促進活動のペースダウンの影響が大きく影響し、前年同期に及ばない結果となった。

EVC領域(医薬以外)は、販売促進向けの売上が、コロナ禍沈静化に伴うリアルイベントの増加に伴い前年同期比若干減少したが、直近では増加傾向にある。その他、金融企業向けウェブ開発案件や学会のライブ配信についての大口受注があり、売上増につながった。バーチャル株主総会関連は、想定には及ばない水準ではあったが取扱件数が増加した。その他、動画による情報共有、教育関連受注が業種を問わず安定して推移した結果、前年同期を上回る推移となった。

OTT領域は、放送業界におけるサイト運用や関連するWEB制作業務、配信ネットワーク売上が中心となった。放送局やコンテンツプロバイダのポータル、イベント会社からの運用を中心とした売上は伸長したが、前年同期における五輪周辺案件の反動減があったことと、キー局向けの大口の開発納品が当期においてはなかったことに伴い、前年同期に若干及ばない水準で推移した。

費用面は、売上連動で外注費は減少したが、サービス開発推進に伴う業務委託費用支出や、開発体制や間接部門充実のための従業員増に伴う労務費、人件費が増加した。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.5%増の135.90億円、営業利益が同1.2%増の20.80億円、経常利益が同0.9%増の20.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の13.20億円とする期初計画を据え置いている。

《NS》

 提供:フィスコ

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