信越化が5日ぶり反発、22年3月期大幅増益と700万株を上限とする自社株買い発表を好感
信越化学工業<4063>が5日ぶりに反発している。27日の取引終了後に発表した22年3月期の連結決算が、売上高2兆744億円(前の期比38.6%増)、営業利益6763億2200万円(同72.4%増)、純利益5001億1700万円(同70.3%増)と大幅増益となったことが好感されている。
塩化ビニル、苛性ソーダともに需要が堅調に推移し、製品値上げに取り組んだことで生活環境基盤材料が大幅に伸長した。また、世界的な半導体デバイスの供給不足を背景に、シリコンウエハー、フォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料を最大限出荷したことも寄与した。なお、23年3月期業績予想は、予想を合理的に行うことは難しいとして未定としており、開示が可能となった時点で速やかに開示するとしている。
同時に、700万株(発行済み株数の1.68%)、または1000億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は4月28日から10月31日までで、取得した自社株は11月8日付で全株消却するとしている。
出所:MINKABU PRESS
塩化ビニル、苛性ソーダともに需要が堅調に推移し、製品値上げに取り組んだことで生活環境基盤材料が大幅に伸長した。また、世界的な半導体デバイスの供給不足を背景に、シリコンウエハー、フォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料を最大限出荷したことも寄与した。なお、23年3月期業績予想は、予想を合理的に行うことは難しいとして未定としており、開示が可能となった時点で速やかに開示するとしている。
同時に、700万株(発行済み株数の1.68%)、または1000億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は4月28日から10月31日までで、取得した自社株は11月8日付で全株消却するとしている。
出所:MINKABU PRESS