日東化工が続伸、大阪ソーダが筆頭株主に浮上へ

　日東化工 <5104> [東証２]が全般軟調相場に逆行し続伸している。同社は自動車タイヤ用ゴムコンパウンドや土木建設用ゴムシート・マットなどの成形品メーカー。19日、大阪ソーダ <4046> が三菱ケミカルから同社株式を取得し、持分法適用会社化すると発表しており、これを好材料視する買いが向かったようだ。

　大阪ソーダは三菱ケミカルが保有する同社株式の議決権比率36.3％のうち31.3％を譲り受ける。同社は今後、従来の汎用ゴムを中心としたゴム成形品に加え、大阪ソーダの特殊合成ゴムを使用したゴム成形品の開発など、相互で事業の拡大を加速していく。なお、大阪ソーダの株価もプラス圏で推移している。

株探ニュース